2009.07.09

麻薬

 「麻薬とは何か」(佐藤哲彦,清野栄一,吉永嘉明 新潮社)という本を読んだ.麻薬とは,万能薬,コカインとヘロイン,アメリカのドラッグ,日本の覚醒剤などについて書いてある.
 麻薬には,精神を覚醒させるアッパー系と鎮静するダウナー系がある.アッパー系には,麻黄やその抽出物であるエフェドリンなどの覚醒剤(メタンフェタミン,アンフェタミン,MDMAなど),コカから作られるコカイン,クラックなど,コーヒーなどに含まれるカフェイン,リタリンんどの中枢神経刺激剤があり,ダウナー系には,ケシから抽出されるアヘン,モルヒネ,ヘロインなど,精神安定剤や睡眠薬,乾燥大麻(マリファナ)や大麻樹脂(ハッシシ)やTHC,シンナーやトルエンなどの有機溶剤,アルコールなどがある.もう1つのカテゴリーは,幻覚剤で麦角菌から作られるLSD,サボテンの1種のペヨーテの成分のメスカリン,マジックマッシュルームの成分のシロシビン,トリプタミン系のDMTやAMTなどがある.
 麻薬は古代から使われており,イーリアスやオデッセイアにも出ている.
 日本では,長井長義が明治時代に麻黄からエフェドリンを,1888年にはフェニルメチルアミノプロパンを抽出した.これが,1940年代に大日本製薬がヒロポンとして発売された.同じ頃,參天堂製薬ガホスピタン,小野薬品工業がネオパンプロン,富山化学工業がネオアゴチン,武田薬品工業がゼドリンとう名前で売り出している.
 日本では,覚醒剤の個人使用で初犯の場合,3週間の拘留のあと起訴され,2~3カ月後の1審で懲役1.5~2年執行猶予3年となるのが普通だそうだ.麻薬に関する法律は,麻薬及び向精神薬取締法,覚せい剤取締法,大麻取締法,あへん法,国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律の5つがある.オランダでは,大麻は違法だが,法の不執行の方針により,個人使用を目的とした5g以下のソフトドラッグと0.5g以下のハードドラッグの所持は起訴が猶予されている.同時に,ハームリダクションという政策が行われている.

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ウェブ炎上

 「ウェブ炎上」(荻上チキ ちくま新書)という本を読んだ.Web2.0が唱えられているインターネットで,議論の沸騰の原因,問題点,将来などについて書いてある.東芝クレーマー事件などいろいろな例も出ている.
 良い口コミを広げる手法をバイラル・マーケティングというそうだ.
 マクルーハンのメディアはメッセージであるというのは,メディアが伝達の内容にも深く関係するということをいっている.インターネットの特徴は,可視化とつながりだそうだ.サイバーカスケードとは,サイバースペースで各人が活動するにしたがって,極端な行動パターンに流れていく現象のことを言う.
 関連した言葉として,祭り,電凸,デイリーミー,確証バイアス,フィルタリング,エコーチェンバー,集団分極化,クラスター化,カードスタッキング,ネーム・コーリング,バンドワゴンなども出ている.
 デマの条件はは,話し手にも聞き手にも何らかの重要性があることと本当の事実があいまいさによって覆い隠されていることだそうだ.
 人の行為を制約するのは,法,規範,市場,アーキテクチャだそうで,アーキテクチャというのは,技術的,物理的,社会的,生物的な条件を利用して,人を特定の方向に誘導する方法だそうだ.環境管理型権力ともいうらしい.
 コミュニケーションの2段の流れというのは,マスコミの影響力は,個人の意見や態度を変容させるよりも補強する方向に作用する.意見を信じるというよりもトピックの重要性について影響を受けるということらしい.

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2009.07.07

 「究極のかたちをつくる」(内藤牧男 日刊工業新聞社)という本を読んだ.ナノサイズ,粉を集める,自然に学ぶ,新産業への応用などについて書いてある.
 形を作るには,トップダウンプロセス(削る)とボトムアッププロセス(組立てる)がある.
 カタツムリの防汚技術,滑り止めをしたバレーボールなどの話が出ている.

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ヘビ

 「爬虫・両生類飼育ガイドヘビ」(大谷勉,川添宣広 誠文堂新光社)という本を読んだ.ヘビの飼育,繁殖,病気などについて書いてある.
 ヘビの特徴は,変温動物,鱗がある,肺呼吸,卵を産む,脱皮するなどである.脱皮は,体色がくすんで,水に入りたがる,目が白眼する,目が透明になる,水に入りたがる,その後で脱皮する.
 ヘビは,動物門,爬虫網,有鱗目,ヘビ亜目で,その下にボア科(ボア亜科,ニシキヘビ亜科),モリボア科,サンビームヘビ科,パイプヘビ科,メクラヘビ科,ナミヘビ科がペットとして飼うのに適したものでだそうだ.
 餌は,ラット,ウズラ,ヒナウズラ,ヒヨコ,鶏頭,マウスの尾,トカゲの尾,淡水魚,ウナギ,ドジョウ,鶏卵,鶏肉,鶏手羽,鶏心臓,冷凍ワカサギなどが使われる.ヘビは匂いで食べ物を探すそうだ.自分で食べないときには,強制給餌というのをするそうだ.
 変温動物なので,体温の高い人が持っただけでも体調を崩すことがあるらしい.
 ヘビの怪我や病気には,咬みつき合い,相手を呑み込むことがあるらしい.脱皮不全,骨折,ダニの寄生,寄生虫,ウィルスなどがあるらしい.
 日本産のヘビで飼いやすいのは,アオダイショウ,シマヘビ,ジムグリ,ヒバカリ,アカマタ,ガラスヒバァ・ヤエヤマヒバァ,サキシママダラ,サキシマスジオ,サキシマバイカダ,リュウキュウアオヘビなどだそうだ.

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 「日本人数のしきたり」(飯倉晴武 青春出版社)という本を読んだ.1~10,10以上,百,千,万,億に関わるしきたりについて書いてある.
 三隣亡というのは,旧暦の1,4,710月の亥の日,2,5,8,11月の寅の日,3,6,9,12月の午の日のことをいうが,この日に建築を行うと火事になるといわれているそうだ.江戸時代には三隣宝といい,家を建てる吉日とされていたらしいが,暦の編者がよしとかくところをあしと書き間違えてから今のようになったそうだ.
 歌舞伎の定式幕は,3色だが,中村座は黒白柿,市村座は黒萌黄柿,森田座は黒柿萌黄だったそうだ.
 同じようなものを集めてその数をつけて総称することを名数というそうだが,3では,御三家,3大改革,日本3景,3名園,3筆,3大祭り,3大河などがある.4では,4書,4職,4駅,4大家などがある.5では,5街道,5大老,5奉行,5人囃子,5山,5人男などがある.

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2009.07.04

アメリカ大統領

 「アメリカ大統領」(ヴァンサン・ミシュロ(藤本一美,遠藤ゆかり) 創元社知の再発見双書)という本を読んだ.大統領の権力,帝王的大統領,選挙,歴史について書いてある.
 アメリカ人が偉大であるとしているのは,ワシントン,リンカーン,F.ルーズベルトで,リンカーンが1位だそうだ.その次に並ぶのが,T.ルーズベルト,トルーマン,ケネディ,ジェファーソン,アイゼンハワー,ウィルソン,レーガンだそうだ.
 大統領の再選回数は,ワシントンが2期でやめたので慣習として,2期になっていたが,F.ルーズベルトが第2次世界大戦中ということで4期やった.1947年に修正22条が可決,51年に批准されて,2期に制限された.
 予備選挙では,勝者独占方式と比例割当方式があるが,大部分の州は勝者独占方式である.投票方法には,紙,レバー式又はパンチカード式,マークシート式,スキャナー読取,電子投票の5種類がある.

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2009.07.02

意思決定

 「意思決定入門第2版」(中島一 日経文庫)という本を読んだ.意思決定について,構成要素,サイクル,基本プロセス,サポートプロセス,優れた経営者,非合理的側面はの対処などについて書いてある.
 意思決定という言葉は,1960年代にアメリカから導入されたときにDecision Makingの訳語として使われたが,決定だけだと言葉として成り立ちにくく,意志決定では意志が強調されすぎるということで,意味のない意思が付けられた.
 意思決定は,影響と持続時間で分類できる.階層構造を持っており,組織の存在目的,将来事業方向,具体策,計画案とあんす.20世紀には,機能別組織などが出てきたが,上意下達であるが,その欠陥をホウレンソウ・システムで補ってきた.
 意思決定の構成要素は,意志,情報,思考,行動,知識,感性である.基本プロセスは,目的の選択,達成目標の設定,達成手段の創案,最適手段の選択である.サポートプロセスには,状況把握,過去体験知識化,リスクマネジメント,クリエイティブ・コミュニケーションがある.
 人が持つ習慣には,そもそも論,いっそのこと論,利点の主張,対抗案の弱点の列挙などがあり,適切な意思決定ができない.
 本田技研の共通意思決定言語は,A0-A00-A000(目的,目標,手段)だそうだ.

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熱処理

 「絵とき熱処理基礎のきそ」(坂本卓 日刊工業新聞社)という本を読んだ.鉄の熱処理について説明している.基礎,技術,恒温変態,表面硬化,実用鋼,欠陥事例などについて書いてある.
 炭素量で分類すると,0~0.02%が鉄,0.02~2.06%が鋼,2.06~6.67%が鋳鉄である.
 焼入性に影響する要因は,炭素量,結晶粒度の大きさ,合金元素の量などである.その評価は,試験片の端部を加熱するジョミニ試験法で行う.
 熱処理には,焼なまし(annealing,完全,軟化,球状化),焼ならし(normalizing,目的は内部応力解放,結晶粒を小さくする,材質改善,繊維組織の解消),焼入れ(quenchingまたはhardning),焼戻し(tempering,低温,高温,中間.目的は硬さの調整,内部応力除去,靱性の付与)の大きくは4種類ある.冷却剤は,水,焼入油,焼入剤などがある.
 硬さの測定法には,ロックウェル硬さ計(単位はHg),ブリネル硬さ計(HB),ビッカース硬さ計(Hv),ショア硬さ計(Hs)がある.
 表面硬化には,浸炭焼入れ(ガス,プラズマ,真空),火炎焼入れ,高周波焼入れ,窒化処理,ショットピニングなどがある.
 実用綱には,一般構造用圧延鋼,機械構造用炭素鋼,機械構造用合金鋼,工具鋼,浸炭鋼,窒化鋼,高速度鋼,快削鋼,ばね鋼,軸受鋼,鋼マンガン鋼,ステンレス鋼,耐熱鋼,鋳鋼,鋳鉄,焼結鋼などがある.

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2009.06.27

貧乏人

 「貧乏人大反乱」(松本哉 アスペクト)という本を読んだ.高円寺で素人の乱というリサイクルショップをやっている著者の半生を語ったものである.
 学生の頃からいろいろと団体を作ったり,マヌケな闘争をしていたそうだ.初めてのは,法政の貧乏くささを守る会で,その後,貧乏人大反乱集団,高円寺ニート組合,全日本貧乏学生総連合などを組織したそうだ.
 野宿同好会というのに入っていたことがあるそうで,そこでやったのは,山手線20周,北海道耐寒合宿,東北1周ママチャリレース,富士山合宿,天安門広場合宿などだそうだ.
 やった闘争は,学食値上げ反対闘争,こたつ闘争,鍋闘争,ペンキ闘争,クリスマス粉砕集会,俺の自転車返せデモ,PSE法反対デモ,家賃をタダにしろデモんどのようである.
 杉並区議会議員選挙にでて,落選したが1061票取って,供託金は没収されなかったそうだ.供託金は,区議選が30万円,区長選が100万円,都議選が300万円だそうだ.

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セキュリティ

 「経営資産を守り会社を発展させるオフィスセキュリティなるほどガイド」(ニューオフィス推進協議会 日刊工業新聞社)という本を読んだ.題名のとおりであるが,計画・構築,導入・運用,監査,関連知識,認証制度について説明している.
 セキュリティの3側面とは,対象,脅威,対策だそうだ.対象には,ヒト,モノ,カネ,情報があり,脅威には外部犯罪,内部犯罪,自然災害,事故・過失がある.対策には物理的,技術的,組織的,人的がある.これらを,PDCAで回す.
 重要度は,3レベルくらいにするのが普通で,重要度1は,業務への影響が少ないもの,2は大きな影響を与えるもの,3は事業の継続に影響を与えるものとするらしい.その需要度にあわせて,セキュリティエリア(ゾーンのこと)を区分する.
 セキュリティの評価には,犯罪PML(Probable Maximum Loss)を算出する.その計算法は,犯罪PML=N*F*Aで,N=Nu*敷地面積/10000,Nuは,駅からの距離と立地条件から非匿名性を求め,それと監視性から年間のhaあたりの事業所侵入盗発生件数をもとめる.オフィスへの侵入しやすさのF値はFb*Foで求め,Fbは,オフィスの管理状況,Foは境界の対策レベルと資産がおかれているエリアのセキュリティレベルからもとめる.Aは経営資産総額である.
 本人確認方式には,持物認証(シリンダ錠,カード),生体認証,記憶認証(暗証番号)などがある.
 認証制度には,オフィスセキュリティマーク認証制度,ISMA適合性評価制度,プライバシーマーク制度などがある.セキュリティマーク認証制度にかかる費用は,20人以下のオフィスで新規が21万円,更新が16万円ほどかかるらしい.日数は1カ月くらいのようである.

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2009.06.26

プリンキピア

 「プリンキピアを読む」(和田純夫 講談社)という本を読んだ.ニュートンのプリンキピアの主要な命題についての解説をしている.
 全体は3編でできている.はじめに,質量や運動量などの定義が8つ出ている.次に,慣性の法則,運動量,作用反作用の法則の公理が3つある.第1編には命題が98,補助定理が29ある.第2編には,命題が53,補助定理が7ある.第3編は規則が4,ケプラーの法則などの現象が6,命題が42,補助定理が11,月の交点の運動が3ある.証明は,基本的に幾何的に行われている.

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2009.06.24

遺伝

 「分子進化のほぼ中立説」(太田朋子 講談社)という本を読んだ.集団遺伝学の専門家である著者が,進化機構について解説している.
 自然淘汰では,有害な形質は残らないが,有利な形質は増えていくと考えている.それに対して,中立説は,良くも悪くもない中立的な突然変異が集団中に広がり固定するという考え方だそうだ.当初は,反論が多かったが,最近は認められてきたそうだ.ほぼ中立説というのは,少し不利な形質も残るというものらしい.
 こうした理論の検証は,疫学的でχ二乗検定でやっているようである.

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2009.06.22

地魚

 「地魚大全」(野村祐三 東京書籍)という本を読んだ.70種類の魚を,春夏秋冬にわけて説明している.それぞれ,3種類の料理を食べたそうだ.その他,24カ所の朝市のガイドも出ている.
 出ている場所は,三陸,伊豆,九州が多いようである.大体,聞いたことがある魚だが,サメガレイ,ハッカク,キジハタなどは,初めて聞いた.

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2009.06.21

不変量

 「不変量とはなにか」(今井淳,寺尾宏明,中村博昭 講談社)という本を読んだ.不変量を使って,オイラー数,対象性,パズル,鏡映,結び目,タイルパターン,平面3角形などについて解説している.
 曲面の分類には,コンパクト性,境界,向き付け可能性,連結性などで分類でき,閉曲面は,種数と呼ばれる穴の数gで分類できる.その時のオイラー数(頂点-辺+面)は,2-2gになる.これを一般化したものとして,ベッチ数というのが紹介されている.
 鏡映の話では,巾指数の重要性が説明されている.
 結び目の話では,不変量としてジョーンズ多項式が出ている.

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2009.06.18

火事

 「江戸・東京の地震と火事」(山本純美 河出書房新社)という本を読んだ.江戸の火事,火消し,防災政策,防災対策,水災,地震,現代の防災について書いてある.
 江戸時代の火消役屋敷は,1組128人で構成され,与力,使番1,纏番が正副各1,梯子番1,小纏番1,水番1の下に同心がついた.同心の下には,臥煙がついて,上番10,下番5,水番10,残番10,纏番12,玄蕃桶持ち6,梯子番16,竜吐水持ち8,鳶口持ち10,籠長持ち2,用箱持ち1,部屋頭3,役割2の94人がいた.
 町火消しは,へらひんを除くいろはと,百千万本の48組があった.

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言葉

 「言葉は身振りから進化した」(マイケル・コーバリス(大久保街亜) 勁草書房)という本を読んだ.まだ,定説ではないようだが,言葉の起源について考察している.
 英語では,is,andなどを機能語といい,対象や行為や特質を示すものを内容語というそうだ.語順によって意味が変わらない言語を屈折語といい,変わるものを孤立語という.
 言語の始まりは,ジェスチャーからであるとしている.
 大型類人猿の脳の大きさが出ていた.ヒト(体重66.7kg,脳の大きさ1355cc),ネアンデルタール(76.0,1522),ホモ・ハイデルベルゲンシス(62.0,1198),ホモ・エレクトゥス(57.0,1016),ホモ・エルガスター(58.0,854),ホモ・ハビリス(34.0,552),ホモ・ルドルフェンシス(?,752),チンパンジー(55.4,337),ボノボ(45.4,311),ゴリラ(61.7,397),オランウータン(73.5,407)だそうだ.
 手話はクセノフォンによればBC431に見たと記録している.16世紀には,聾者や僧院で使われていた.

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2009.06.14

 「新・作庭記」(丸山健二)という本を読んだ.大町市に住む著者が,それまでの趣味をやめてから,庭作りをする話を書いている.
 はじめに植えたのは,貰ったサンショウバラという日本古来のバラだそうだ.その後は,イアヤカエデ,コメツガ,ブナなどらしい.前からあったシラカバは,途中で切り倒したようである.

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読書

 「投資効率を100倍高めるビジネス選書&読書術 藤井孝一 日本実業出版社)という本を読んだ.選書法,読書法,読書会の勧めなどが書いてある.
 選書法は,まず,目的を明らかにする,本を選ぶときには,タイトル,帯のコピー,著者,出版社,表紙のデザイン,体裁をチェックする.はじめには本のエッセンス,あとがきには著者の本音が出ており,言いたいことは,1~2章くらいに出ている.
 読書法は,まず,カバーとチラシを捨て,本を手に馴染ませる.その後,ボールペンで記入しながら読むということらしい.
 読書記録を作るのが記憶やあとの利用に効果的だそうだ.内容は,本の書誌情報,概要,気づき,学び,宣言を書く.

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2009.06.13

 「虫食む人々の暮らし」(野中健一 NHKBooks)という本を読んだ.日本,東南アジア,アフリカなどでの調査を元に,虫の取り方,料理法,食べ方などについて書いてある.
 岐阜では,クロスズメバチのことをヘボというそうで,そのハチの子を良く食べるそうである.巣を取ってきて,大きく育てるということも行うようである.その他,長野,山梨,静岡,愛知,岐阜,滋賀などでハチ追いが行われる.飼育するのは,長野,山梨,静岡,愛知,岐阜の山間部だそうだ.食べ方は,混ぜご飯,押し鮨などがご馳走らしい.生で食べることは少なく,その他の食べ方としては,醤油で煎る,五平餅などだそうだ.
 1919年の報告書では,日本全国で55種類の昆虫が食べられるものとして挙げられている.バッタ,スズメバチ,カイコなどである.
 変わったものでは,糞虫,臭いカメムシなどである.

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2009.06.12

年金

 「図解わかる年金(国民年金,厚生年金保険,共済組合)2007-2008年版」(中尾幸村,中尾孝子 新星出版社)という本を読んだ.国民年金,厚生年金,共済組合について,老齢,障害,遺族などについて説明している.請求手続,税金についても書いてある.
 計算法などについても書いてあるが,例外のような規定が多く,本1冊分くらい書かないと要約は難しい.

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定年後

 「2011年,あなたの「定年後」は大丈夫か」(海江田万里 主婦と生活社)という本を読んだ.小泉構造改革の影響で2006年から中流が崩壊するということを前提として,生活が激変,大増税に対応する,年金,退職後の仕事,ラスト・リゾートについて書いている.
 1970年の平均年齢は31.5歳だったが,2050年には51.3歳になる.
 団塊世代の平均退職金額は2000万円くらいらしい.
 年金には,マクロ経済スライドという制度が導入されたが,これは,賃金スライド,物価スライドで調整したあと,被保険者の減少と平均余命の伸びを勘案して押さえるというものだそうだ.予測では,0.9%くらい下げるらしい.
 ラスト・リゾートとして,リバースモーゲージを勧めている.定年後から死ぬまでには,5700万円くらいかかる.貯蓄は,60代に2/3,70代に1/3を使うくらいがよい.著者が勧めるポートフォリオは,2500万円あるとして,預貯金に60%,株式,国債,外国債券,金にそれぞれ10%だそうだ.
 団塊世代のキーワードは,世代の連帯,子供からの自立,テレビを消して街に出ようだそうだ.

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ひとり

 「実践!おひとりさま道」(葉石かおり ライブドアパブリッシング)という本を読んだ.おひとりさま向上委員会というのがあるそうで,その代表をしている著者が一人で食事やバーや旅に行く方法について書いている.
 その委員会には,はじめの頃は30代のキャリアウーマンが多かったらしいが,今は,40~50代の主婦や男も入っているそうだ.
 初めての店に一人で行くときには,電話で様子をうかがうのが良いそうだ.間を持たせるには,料理は1品づつ頼む.時間がかかるので,はじめは焼き魚を頼むのもよい.カウンターのある店がよい.チェックポイントは,店外のメニューに有名な酒ばかり書いてあるのは避ける.看板がきちんとしている店がよい.宴会メニューを書いてあるところは,団体が来る可能性があるので避ける.値段は余りやすい店は,学生などが来るので避ける.
 上客と思われるためには,服装を整える,続けて3回行って顔を覚えてもらう,開店直後に行く,料理を誉めるなどだそうだ.
 寿司屋でのマナーは,タバコは断ってから,通ぶらない,つまみよりも寿司を食べる,座る位置を考えるなどだそうだ.
 バーは,ホテルのバーがよい.

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2009.06.09

マルチ

 「スズキのインド戦略」(R・C・バルガバ(島田卓) 中経出版)という本を読んだ.インド政府が,スズキの協力で設立したマルチ・ウドヨグ社の設立以来の経営について書いている.
 合弁契約はスズキの26%の持分で1982年10月に締結され,83年中には販売を開始することになっていた.はじめに生産したのは,マルチ800,バン,ピックアップの3種類だったが,マルチ800以外はうまく行かなかった.ディーラー,部品メーカーも育てた.当時のインドの自動車の生産台数は4万台/年だった.
 役員も従業員も,大部屋で制服を着て,同じ食堂で食べた.職員住宅は造らなかった.労使協調もうまく行ったらしい.
 政府系企業とされていたので,役人病に侵されていたが,その原因は公務員行動規範,会計監査,公務員特別法だそうだ.
 マルチ社が販売した車と日本のモデル名が出ていた.マルチ800(旧アルト),アルト(前アルト),ワゴンR(前ワゴンR),ゼン(セルボ),エスティーム(旧カルタス),バレーノ(クレセント),オムニ(旧エブリイ),バーサ(エブレイランディ),ジプシー(旧ジムニー),スイフト(スイフト),XL-7(グランドエスクード)である.

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片道切符

 「「最長片道切符の旅」取材ノート」(宮脇俊三 新潮社)という本を読んだ.表題とおりの内容で,脚注がついている.
 取材ノートは11冊あるそうだ.ノートの総数は100冊で,40冊の本を書いたそうだ.ノートは,主として右側に書いてあり,左は短いメモや図が書いてあるらしい.
 単線で交換をするときは,先に到着した方が後から出発するのが普通らしい.
 自分が鉄道マニアなので,他の鉄道マニアを見るのは愉快でなかったらしい.
 鈍行での寝台のつくり方が出ていたが,座席の片方にジュースの空き缶を2つ挟んで,肘掛けを枕にするそうだが,やたことがある.

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2009.06.06

片道切符

 「最長片道切符の旅」(宮脇俊三 新潮社)という本を読んだ.1979年に刊行された本の復刻版で34日で広尾から枕崎まで旅行した話である.距離は鉄道が13118.4km,連絡船が201.4kmで合計13319.4kmだそうだ.通過した駅数は3186,料金は65000円,通用期間は68日だそうだ.広尾から枕崎まで直行すると2764.2kmだそうで,4.8倍である.国鉄全線の63%に当たるそうだ.
 難読駅が出ていた.及位,特牛などである.
 旅客営業取扱基準規程の149条の解釈に関する尾久問題というのが解説されている.
 大森入新井公園の静態保存されている蒸気機関車は1日に数回,汽笛を鳴らし,動輪を10分間動かすそうである.
 野辺山は国鉄の最高所にある駅で,1345.67mだそうだ.2だけがぬけている.
 日本最西端の駅は,平戸口で,東経129°35′だそうだ.
 今,最長切符を作るとしたらどうなるかと思って,路線図を眺めてみたが,出発地の広尾は無くなっており,仁堀航路もないので四国には渡れなくなっている.多分,根室,青函トンネル,本州,枕崎となりそうである.

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2009.06.04

筆跡

 「筆跡事件ファイル」(根本寛 廣済堂出版)という本を読んだ.筆跡心理学に基づいて筆跡鑑定をしている著者が,過去に関わった筆跡鑑定について,マスコミ報道などについて書いてある.また,実務知識についても書いている.
 マスコミについては,文科省への自殺予告文,トイレ万札事件,畠山鈴香,酒鬼薔薇聖斗,堀江貴文などが出ている.
 筆跡鑑定の現場の話では,裁判の考え方について,現在は法定証拠主義ではなく,自由心証主義なので,鑑定書は裁判官がどう感じる,納得するかかが重要であるとしている.民事裁判の目的は,真実や正義を求めることではなく,紛争の効率的な処理であり,自分で証明しなければいけない.
 意識的に変造した文字を作為文字といい,そのうち自分の筆跡を隠そうとするのを韜晦文字という.筆跡鑑定では,筆跡個性の特定,対称資料との比較,異同の判断の順に行われる.筆跡個性の稀少性については,科学警察研究所では,2%以下を非常に稀少,3~5%を稀少,6~10%をやや稀少としている.誤字は,稀少性に重要である.筆跡の要素は,運筆,字画形態,字画構成である.これらの恒常性と稀少性を元に判断する.さらに,無自覚性も重要だそうだ.
 料金については,著者のところでは,事前調査(方向性を口頭で言う)3万円,所見書(事前調査の結果を簡単な文面にする)4万円,簡易鑑定書(4~5文字を鑑定する)10~15万円,本鑑定(裁判用)20~60万円,反論書兼鑑定書40~80万円くらいだそうだ.プロの鑑定人という人でも,依頼人の希望どうりにしたり,1文字しか比較しなかったりというひどい人がいるらしい.

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2009.06.03

疑問

 「科学考えもしなかった41の素朴な疑問」(松森靖夫 講談社)という本を読んだ.海,山,空,テレビ,台所,学校で見つけた疑問,機械,動植物,人の疑問について書いてある.
 飛行船の離着陸は,船体内の前後にあるバロネットという空気袋の空気を前後に移動させ,船体を傾かせた上で,プロペラで推進して離着陸するそうだ.
 牛乳が紙パックに入っているのが多いのは,2007年10月30日まで省令でPETボトルが認められていなかったからだそうだ.
 古典的な話では,鏡に映すと左右だけが反転して見える理由が書いてあった.人間がほぼ対称だから誤解するためだそうだ.
 タコ墨のスパゲッティがないのは,墨汁袋が肝臓の中に埋もれていて取出しにくいのと,サラサラで絡みにくいからだそうだ.味自体はタコの方が濃厚らしい.
 医学では,癌の定義は上皮組織に生じた悪性腫瘍で,ひらがなのがんは悪性腫瘍のことだそうだ.ヒトの組織は,上皮,筋肉,結合,神経組織からできている.上皮組織委外にできた腫瘍は肉腫という.

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2009.06.02

定年後

 「定年後の8万時間に挑む」(加藤仁 文春新書)という本を読んだ.昭和22~24年生れの38人のインタビューを元に退職後の生活を,自立型ライフスタイル,高収入と分かれる,地域へ,仕事に生きるという4章に書いている.
 早期退職をしている人が多いようである.退職後の仕事は,地域振興を目指すNPO,自営などが多いようである.JICAなどで海外へ行っている人も何人か出ている.

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2009.05.30

もも

 「もものかんづめ」(さくらももこ 集英社)という本を読んだ.1991年に出た本である.
 短大卒業前後から,結婚が決まり,式をするあたりまでのエッセイである.

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さくら

 「さくらえび」(さくらももこ 新潮社)という本を読んだ.2002年に出た本だが、日常のことが主に書いてある.時々,いわゆる有名人と会った話などもある.
 自分でやっている富士山という雑誌の取材などであちこちに行った話などが多いような気がする.

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2009.05.29

アマチュア無線

 「ひとりずもう」(さくらももこ 小学館)という本を読んだ.小学校から中学,高校,短大から漫画家としてデビューするころまでについて書いてあるエッセイである.
 高校のときには,物理部に入っていたそうで,アマチュア無線の免許を取らなければならなかったらしい.

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鉄道員

 「鉄道員裏物語」(大井良 彩図社)という本を読んだ.現役の鉄道員が事件,秘密,奇妙さなどについて書いている.
 電車を止める権限を持っているのは,運転士,車掌,駅員などの列車監視員だそうで,車掌は車掌弁で止められる.列車監視員は,車掌などへ挨拶することは禁止されているそうだ.利用客も列車緊急停止装置などで止められる.
 鉄道に障害を起こしたら,1億円くらい賠償を請求されることがあるが,その内訳は事故処理の人件費,車両,線路,架線などの補修,振替輸送などであるが,会社によっては,安くすることもあるし,香典を持っていくこともある.
 鉄道の隠語が出ていた.駅名では,トウ(東京),オサ(大阪),チタ(田町)などがある.その他,ウホ(運輸報告),ウヤ(運休),ハコ(電車),スジ(ダイヤグラム),スジを立てる,スジを寝かす,スジを殺す,スジ屋,ウンチ(運転指令長),ウテシ(運転士),レチ(列車長),ナキヤ(放送員),マスコン(マスターコントローラー),ラッチ(改札),ホンヤ(駅長室のある建物),ガセン(架線),トリコ(線路上で動けなくなった自動車),マグロ(轢死体),モシ(もしもし),ヨロ(よろしく),コロ(数字の0),ハンスコ(車止め),マル(異常なし)ハライモドシ(ゲロ)などがある.
 忍錠というのがあるそうで,乗務員室の扉などの開閉のほかいろいろに使えるそうだ.
 駅員は24時間勤務で,列車監視,改札,出札,待機,清掃などを1時間ごとにやるそうだ.

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地名

 「地名の社会学」(今尾恵介 角川選書)という本を読んだ.地名の誕生,橋の地名,駅名,市町村名などについて書いてある.
 律令政治のころの条里制は,1辺6町(654m)で6等分した1町4方が坪になり,その1/10が1反になる.その1/360が歩で現在の坪になる.京都の地名は,正面玄関が面している通り,それに直交する通り+位置(上る,下る,東入る,西入る),町名の順になる.
 鉄道の駅は,1村に1駅くらいある.高速のインターやサービスエリアなども1村に1つくらいある.
 駅名の変更は,地名の変更,施設の新設・改称・廃止,鉄道会社名の変更,観光用の集客促進,宅地開発,防諜などの戦時の特殊事情などの場合がある.

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2009.05.26

ベストセラー

 「ベストセラーだけが本である」(永江朗 筑摩書房)という本を読んだ.1990年代と2000年のベストセラーを書名,書き出し,装幀,サイズ,文章成分などについて分析している.
 売れる本の特徴は次のとおりだそうだ.タイトルは3~8文字,漢字なら4文字熟語らしいもの,アルファベットは避ける,ひらがなだけなどである.書き出しは,読者の夢をつかむ,笑いをとる,恥を捨てる,ロマンチックな情景を浮かび上がらせる,単刀直入に本題を切り出す,内容のサンプルのような文章を置く,謎めいた言い回しで不安を抱かせる,ベタな表現を恥ずかしがらない,共感を誘い出す,説明抜きに数字を並べるなどである.装幀については,白っぽい表紙にする.サイズは,46判の上製で260ページ,値段は平均より安く,1400~1600円にする.文章の長さは,平均40字くらいにする.漢字は30%以下にし,カタカナは避ける.
 本の流通の特徴は,再販制と委託制だそうだ.本は偽札のようなもので刷れば刷るほど儲かる.そこで,出版点数が増える.
 箔押しは英語では,ホットスタンプというそうだ.

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2009.05.24

スライド

 「学生・研究者のためのPowerPointスライドデザイン」(宮野公樹 化学同人)という本を読んだ.プレゼンをするときの1つの原理と3つの技術を書いている.現実のスライドを題材に,どう直すかを,背景・目的,方法説明,結果,まとめ,その他に分けて,順次示している.
 原理は,全てに意図がありそれを操ることで伝えるということだそうだ.
 3つの技術は,コントラスト,グルーピング,イラストレーションだそうだ.コントラストは,色,サイズ,フォントで表す.グルーピングは,配置,線,行頭記号で表す.イラストレーションは,図形,直感・先入観,比喩を使う.要するに,論理とデザインを一致させることだそうだ.
 理解に速さは,図(比喩),図解,単語,文章の順だそうだ.配色を考えるには,まず,黒だけで作ってから,考えるとよい.

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2009.05.23

保険

 「保険法入門」(竹濱修 日経文庫)という本を読んだ.2008年5月30日に100年ぶりに改正された保険法について解説している.施行は公布の日から2年以内である.内容は,損害保険,生命保険,障害疾病保険である.
 危険の発生率に対応した保険料を純保険料,運営費などを加えたのが営業保険料というそうだ.保険制度の原則は,収支相等の原則,給付反対給付均等の原則がある.保険には,私保険(いわゆる保険,共済),公保険(社会保険,産業保険)があり,中間のものとして自動車損害賠償責任保険がある.社会保険には,健康保険,年金保険,雇用保険などがあるが,社会保障法で扱われる.産業保険は,貿易保険,森林火災保険などがある.
 損害保険の募集活動ができるのは,損害保険募集人,少額短期保険募集人,保険仲立人だけである.

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2009.05.21

サムライ

 「サムライの日本語」(久保博司 幻冬舎)という本を読んだ.基本的心構え,生活の知恵,仕事の知恵,競争に勝つ知恵に分けて,50項目について,著名な武士の言葉を紹介し,解説している.
 諫言には,死諫,直諫,諷諫があるそうだ.出ている言葉をいくつか挙げると,一芸に専一なるべからず,例とはその時が例なりなどがある.

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流通

 「流通のしくみ第2版」(井本省吾 日経文庫ベーシック)という本を読んだ.小売業の実態,大手の動向,新業態,再編統合,メーカー流通などについて書いてある.
 それまで,商業と言われていたのが,昭和30年代から流通という言葉が使われだした.
 業態は,経済産業省によれば,百貨店(大型,その他),総合スーパー(大型,中型),専門スーパー(衣料品,食料品,住関連),コンビニエンスストア,ドラッグストア,その他スーパー,専門店(衣料品,食料品,住関連),中心店(衣料品,食料品,住関連)に分けられている.
 SPAは,Speciality Store Retailer of Private Label Apparelの略だが,今は製造小売業と呼ばれ,衣料品以外にもある.
 社長室の法則というのがあるそうで,社長室の豪華さと成長性は反比例する,1m以上の観葉植物,剥製,高級絵画,高級酒,ゴルフのトロフィー,著名人とのスナップ写真などが2つ以上あると危なく,4つ以上あれば終わっている.危ない会社は,社長が外車に乗り金ぴかの時計をしている,総論しか話さない,著名人との親交を強調する,不振を景気のせいにする,質問をすると怒りだす,相談役がいる,役員数が多すぎるなどである.
 今後伸びる企業の条件は,IT化,低コスト経営,国際化,独創性である.

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2009.05.17

QC工程表

 「よくわかるQC工程表の見方・使い方」(宗裕二,我孫子靖生 日刊工業新聞社)という本を読んだ.現場の新人のオペレーター用にQC工程表を解説している.作業標準書,品質ポイント書についても書いてある.
 QCDは,Quality,Cost,Deliverlyのことである.管理は,望みとおりの結果を得るための一連の行動で,監理は,決められたとおりになっていることを監視することである.PDCAは,正確にはシューハートの学習サイクルという.
 QC工程表に決まった様式はないが,入れるべき情報は,基本情報と工程管理情報である.基本情報には,対象製品に関する情報として製品名称,部品名称,製品/部品コード,設計変更に関する情報,対象工場であり,QC工程表自体の文書管理に関する情報としえ,作成者/所属,承認者,文書管理番号,作成日/改定日,版数などが含まれる.工程管理情報としては,工程番号,工程(工程記号,工程名,管理部門),管理点(管理項目,管理基準),管理方法(検査方法,時期頻度,使用危機器,担当者,責任者,記録,異常処置,関連文書)などである.
 QC工程表の用途は,作業標準書作成時の基準,教育用テキスト,品質管理のチェック,不良発生時の原因探索,管理の変更点の把握,客への品質管理の説明などである.
 作業標準書との違いは,目的,対象の広さ,作成者,対象製品,項目などである.含まれるべき項目は,製品名,製品番号,工程番号,工程名,使用材料・部品,使用機械・治工具,作業手順,ポイント,注意事項,改訂履歴,作業標準書番号などである.
 品質ポイント書は,製品の品質を確保するためのカンやコツを書いたものである.含まれる項目は,製品名,製品番号,工程番号,こうていm,使用材料・部品,使用機械・治工具,ポイント,注意事項,改訂履歴,文書番号などである.
 工程記号は,JISで決められており,加工,運搬,貯蔵,滞留,数量検査,品質検査などがある.

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2009.05.16

町工場

 「にっぽん町工場遺産」(小林泰彦 日経プレミアシリーズ)という本を読んだ.27のユニークなものづくりをしている中小企業を紹介している.
 出ているのは,フィギュアの海洋堂,リヤカーのムラマツ車両,特殊紙加工の安達紙器工業,磨き屋シンジケートの小林研業,石鹸工房のラ・クッチーナ,竹製車椅子のサン創ing,お香の松栄堂,プラネタリウム万華鏡の華禅,ハンドメイド自転車のマツダ自転車工業,ラジコン模型の太陽工業,生湯葉の湯波半,痛くない注射針の岡野工業,福祉食器のコラボ,天城深層水の大晃,大徳寺納豆の一久,きっぱんの謝花きっぱん点,クラゲの鶴岡市立加茂水族館,三線の池武当・新垣三線,七輪の丸和工業,醤油のヤマロク醤油,日本聴導犬協会,梳きバサミの足立工業,椿油の高田精油所,ダレスバッグの大峡製鞄,八丁味噌のまるや八丁味噌,天然塩の坂本海塩研究所,カヤットの南風見ぱぴょんである.

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石炭

 「トコトンやさしい石炭の本」(藤田和男,秋元明光,島田荘平,島村常男,鷹觜利公,藤岡政司,牧野英一郎 日刊工業新聞社)という本を読んだ.探査,採掘,輸送,貯蔵,使い方,発電,発電以外,国際情勢,将来などについて書いてある.
 石炭には,炭素含有量の少ない方から,褐炭,亜歴青炭,歴青炭,半無煙炭,無煙炭に分けられる.
 現在の日本のコールセンターは,苫東,室蘭,出光(千葉),中部(三重),JFE(岡山),下松,新居浜,宇部興産(山口),三井鉱山北九州などである.
 石炭を熱分解すると,ガス(燃焼ガス,アンモニア,硫黄など),ガス軽油(BTX),コールタール(粗ナフタレン,メチルナフタレン,フェノール,アントラエン/カルバゾール,クレオソート,ピッチ),コークスに分かれる.
 発電のためのボイラーには,亜臨界圧自然循環(450~566°C,160気圧以下),超臨界圧貫流(530~620°C,250気圧),循環流動層(450~566°C,160気圧以下),加圧流動層(566~593°C,160気圧以下)がある.
 石炭を加熱していくと,400°Cで,溶けだし,450~460°Cで再固化する.これを粘結性という.この性質を持つのは,歴青炭と亜歴青炭の1部である.
 石炭メジャーというのは,イギリスのBHPビリトン,リオ・ティント,アングロアメリカン,スイスのエクストラータのことを言う.新興国インディペンデントは,インドネシアのブミリソーシズ,中国の神華能源,エン州煤業などをいう.

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自己組織化

 「自己組織化とは何か第2版」(都甲潔,江崎秀,林健司,上田哲男,西澤松彦 講談社)という本を読んだ.しくみ,粘菌,脳,生命,味覚,嗅覚,生体パーツなどについて書いてある.
 ヒトの体には60兆個の細胞がある.初めて細胞を見たのは,フックでコルクを見た.味細胞は,10日間で入れ替わる.
 日本で初めて石鹸が作られたのは1873年で,横浜の堤磯右衞門が作った.
 自由エネルギーは,U-TSで定義され,内部エネルギーUが大きければ秩序,エントロピーSが大きければランダムになる.Tは温度.
 粘菌は,迷路問題,スタイナー問題(n個の点を最短コースで分岐を許して直線でつなぐパターンを求める)という問題を解ける.交通網のシミュレーションもできる.
 味は,舌の舌乳頭で感じるが,糸状,茸状,有郭,葉状の4種類ある.人は5000~9000個の味蕾を持つ.牛は2.5万,ウサギは1.7万,ナマズは10万持っている.味が意味するものは,甘味はエネルギー源,塩味はミネラル,酸味は腐敗のシグナル,苦味は毒性,うま味はアミノ酸,辛味は温熱,渋味は苦味である.
 においは,嗅細胞で感じるが,その数はジュウシマツ22万,ハト600万,カモ1200万,ウシガエル780万,スッポン1700万,ウサギ1億,イヌ2億,ヒト500万ある.ヒトは350種類のにおいレセプターがある.
 ミトコンドリアを利用した燃料電池が開発されているらしい.

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2009.05.13

法律

 「理系のための法律入門」(井野邊陽 講談社)という本を読んだ.基礎知識のほか、特許権,著作権,商標,技術情報の漏洩,不正競争防止法,製造物責任法,内部告発(公益通報者保護法)などについて,判例を使いながら説明している.
 刑事事件では,被告といわず被告人というそうだ.法律の体系は,上から,憲法,条約,法律,命令(政令,総理府令,省令,規則など),条例となっている.その他,告示,通達,ガイドラインがある.1審から2審への申立ては控訴,2から3へは上告,まとめて上訴というそうだ.
 責任には,法的責任(刑事,民事,行政),政治的責任,道義的責任がある.民法では契約には13種類ある.移転型(売買,交換,贈与),利用型(消費貸借,賃貸借,使用貸借),役務型(雇用,請負,委任,寄託),その他(組合,終身定期金,和解)である.請負契約はある仕事の完成を約束し,それに報酬を与える約束で,委任契約は委任者が法律行為をすることを受任者に委託することである.ソフトウェア開発は場合による.

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2009.05.12

就職

 「就職氷河期応援歌」(西垣戸勝 論創社)という本を読んだ.文章教室をやっている著者が,就職にあたってのエントリーシートや作文を引用しながら,作文の重要性を述べている.
 長所,短所,自分にないもののリストも出ている.
 著者がいつも行っている言葉というのも出ていた.人のせいにするな,自分の都合ばかり言うな,できない言い訳よりできる工夫,言われてするより言われなくてもする,得意平然失意泰然,基本プレーなどである.

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2009.05.11

メンタルヘルス

 「人事担当者,管理職のためのメンタルヘルス入門」(亀田高志 東洋経済新報社)という本を読んだ.メンタルヘルス不調の症状,対策,復帰支援,予防,課題などについて書いてある.
 1999年9月に労働省が出した「心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針」という通達でメンタルヘルス不調は業務上疾病とされた.2006年には厚生労働省から「労働者の心の健康の保持増進のための指針」が出されたが,民事訴訟の種になる可能性がある.通常の通達は,行政手続法で遵守しなくても良いとされている.
 企業でメンタルヘルス対策が必要なのは,リスク管理,法令順守,生産性の点からである.
 労働基準法で業務上の災害に認定されるには,業務遂行性と業務起因性(有害因子がある,それに曝露した,曝露の後に発病した)が必要である.
 メンタルヘルス不調には,うつ病,新型うつ病,そう病,統合失調症,不安障害,適応障害,心身症,人格障害,アルコール依存症,自律神経失調症などがある.
 管理職・人事担当者が把握すべきことは,医学的情報,職場の問題,会社の責任,本人の職務適性,個人的事情である.
 メンタルヘルス不調の対策には,1次予防(発生しないようにする),2次予防(早期発見と対応),3次予防(不調者対応)があるが,後から順にやるのがよい.1次予防に重要なおんは,支援,報酬,裁量である.
 早期発見は,周りからのズレと普段からのズレに気づくことが重要である.
 ストレスに対応するには,ソーシャルスキル,ソーシャルサポート,満足感を得ることが重要である.
 2010年からはゆとり教育世代が,4年生大学を卒業し入社し始める.ストレス耐性が弱い可能性がある.
 出勤しているだけで,仕事を十分にしないというプレゼンティーズムがアメリカでは問題になりだしている.

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2009.05.10

寿命

 「寿命論」(高木由臣 NHKBooks)という本を読んだ.寿命と遺伝子,進化,法則などについて書いてある.
 植物の最長寿命は,日本では縄文杉の3000~4000年,世界ではスウェーデンで発見されたトウヒで9550年だそうだ.
 寿命にはいろいろな種類がある.プログラム寿命は進化的に決まっている種の寿命で,エラー寿命は個体が老化などのために死ぬ寿命である.クローン寿命というのは,分裂性細胞が何回分裂できるかを表すもので,カルチャー寿命というのは非分裂性細胞の生存限界を表す.野生寿命というのは,外因的事故が寿命を決める場合で,飼育しているときのような高齢で死亡率が高まるようなのを人為寿命という.
 ヘイフリック限界というのは,ヒトの皮膚の細胞が50回という分裂限界を持つということをいう.
 ジャームとソーマという区分法が使われるが,ジャームとは次世代に受け継がれていく細胞系列(生殖系列)で,ソーマは個体1代限りの細胞系列(体細胞系列)のことをいう.
 寿命の方程式という,時間∝体重/エネルギー消費量という関係があるそうだ.具体的には,生物の時間は体重の1/4乗に比例する.単位時間あたりのエネルギー消費量は体重の3/4乗に比例するなどがある.ただし,これらは種レベルの話で,個体には適用できない.
 細胞進化の方向性には,原核細胞から真核細胞へ,ジャームからソーマへ,分裂性細胞から非分裂性細胞へ,1倍体から2倍体へ,単細胞から多細胞へという5つがある.はじめのもの以外は逆の方向もあった.DNAの大型化による細胞が大型化したとき分裂に専念するジャームとその必要のないソーマの分化により,エネルギーを最適配分するのが安全対策の1つで,突然変異の危険から逃れるための安全対策が2倍体化である.この2つが,寿命が出現した理由である.野生状態では,長寿命化を抑制しているのが正常な状態である.

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2009.05.06

途上国

 「途上国はいま」(鈴木俊 東京農大出版会)という本を読んだ.ラオス,ネパール,カンボディア,ミャンマー,ヴェトナムについて,写真を主として解説している.
 出ている国について,面積と人口を書いておく.ラオス(620万人,本州),ネパール(2400万人,北海道の2倍),カンボディア(1200万人,日本の半分),ミャンマー(5000万人,日本の1.8倍),ヴェトナム(7600万人,日本の0.9倍)である.
 ミャンマーのタナカは木の皮をすりつぶして作るそうである.

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レーシングドライバー

 「レーシングドライバーになるには」(中嶋悟,真崎悠 ぺりかん社)という本を読んだ.ドキュメント,職業の説明,なり方について書いてある.
 ドキュメントでは,中嶋悟,武藤英紀,伊藤大輔,高橋裕紀の話が出ている.
 日本で車競技が始まったのは,鈴鹿サーキットが1962年にできてからだそうだ.今,日本には,その他に十勝インターナショナルスピードウェイ,富士スピードウェイ,ツインリンクもてぎ,岡山国際サーキット,SUGOインターナショナルレーシングコース,オートポリスがあるそうだ.
 競技の統括はFIA(国際自動車連盟)が行い,国内ではJAF(日本自動車連盟)が行っている.競技は,レース,ラリー,スピード行事(ジムカーナ,ダーとトライアルなど)レーシングカートに分けられている.レースというのは,同時に同じコースをスタートして速さを競うもののことを言うそうだ.競技は,上からF1,GP2とフォーミュラーニッポン,F3,FCJとF4とFJとスクール,レーシングカートというカテゴリーに分けられる.
 一般には,チームには総監督,チームディレクター,エンジニア,メカニック,マネージャーがいる.
 鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラという,学校があるそうで,待賢スクール,ベーシック,アドバンス,スカラシップ選考会という4段階があるらしいが,年間百数十万円かかるそうだ.

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2009.05.05

反撃

 「「生きる」ために反撃するぞ」(雨宮処凛 筑摩書房)という本を読んだ.主として,誰でも入れる労働組合の紹介をしている.最後に,湯浅誠,鶴見済との対談がある.
 紹介されている団体や人は,フリーター全般労働組合,反貧困ネットワーク,グッドウィルユニオン,ユニオンYesキャンペーン,女性ユニオン東京,反貧困たすけあいネットワーク,神奈川シティユニオン,首都圏美容師ユニオン,全統一労働組合,NPO派遣労働ネットワーク,ゴールデン・メーデー・ウィーク,ガソリンスタンドユニオン,ロリータブランドと闘う人などである.
 プレカリアートという言葉が出ていたが,非正規雇用,失業者などを表す言葉だそうで,precariousとProletariatを組み合わせた言葉だそうだ.

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力学

 「力学と微分方程式」(山本義隆 数学書房)という本を読んだ.力学を材料に微分方程式を導入するという方法で,両方を説明している.
 力学としては,仕事,エネルギー,保存量,相空間,調和振動,減衰振動,強制振動,ケプラー運動,等方調和振動などが出ている.

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2009.04.29

フォーマット

 「フォーマット書類術」(オダギリ展子 青春出版社)という本を読んだ.書類の様式を使うことで,仕事を合理化する方法を書いてある.
 例として,電話伝言メモ,スケジュール表,書類送付状,来客応対用,資料持ち出し管理,回覧,社内便,業務情報などである.

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免疫

 「「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異」(岸本忠三,中嶋彰 講談社)という本を読んだ.関節リウマチ,がん,モノクロナール抗体,TNF,自然免疫などいついて,日本人の活躍を主体として書いてある.
 免疫には,自然免疫と獲得免疫があるが,当初は免疫といえば獲得免疫のことで,自然免疫は大したことはないと思われていたらしい.ところが,自然免疫の働きが解明されてから重視されるようになり,2つにわけて呼ばれるようになった.
 TLRというのが10種類ぐらいあり,それぞれが特異的にいろいろな抗原を認識するそうで,リポたんぱく質,べん毛,リポ多糖,病原菌DNA,ウィルスDNA,1本鎖RNA,2本鎖RNAなどを認識し,その組合せで,病原菌やウィルスを区別し,インターロイキンやインターフェロンを放出させる.
 DNA自身にも抗体を作らせる機能があるらしく,DNAワクチンというのが開発中だそうだ.

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2009.04.26

タミフル

 「タミフル薬害」(片平洌彦 桐書房)という本を読んだ.タミフルについて,国の対応の問題点,害反応,利益相反,多国籍製薬企業などについて書いてある.
 要するに,効果はあまりなく,異常行動などの害反応が多いということらしい.また,薬の承認にあたっての審査体制についても利益相反などの問題点があるそうだ.承認期間は短くなってきているが,アメリカを中心とする多国籍企業の影響が多いらしい.

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2009.04.24

南京玉すだれ

 「笑わなそんそん!南京玉すだれ入門」(花丘奈果 鳥影社)という本を読んだ.南京玉すだれのやり方を紹介し,てんこもり劇場という劇団の活動について書いてある.
 てんこもり劇場というのは,南京玉すだれ(近鬼家小金太)とマジック(久保静弘)と腹話術(花丘奈果)の3人でやっている団体だそうだ.
 南京玉すだれの竹は長さ33cm,直径7mmの竹ひごが56本でできているそうだ.発祥は,富山県の五箇山でこきりこ節の伴奏に使われたささらから始まったらしい.正式には,唐人阿蘭陀南京無双玉すだれというそうで,省略されて南京玉すだれといわれるようになった.

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2009.04.22

すすめる本

 「東大教師が新入生にすすめる本2」(文藝春秋 文春新書)という本を読んだ.UPの2004~2008年の4月号に出ている,本を紹介している.
 書いている教員は文系が多いので,推奨されている本も文系が多い.理系のもので読んだことがあるのは,解析概論(高木貞治),線型代数入門(斎藤正彦),量子力学(朝永振一郎),ファインマンの物理学,JIS Fortran入門(森口繁一)などが紹介されている.

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東京大空襲

 「実録噺「東京大空襲夜話」」(柳家さん八 新日本出版社)という本を読んだ.1945年3月10日の東京大空襲を2歳で経験した小さんの弟子の著者がやっている落語の採録したものと,対談,随筆などが出ている.
 広島,長崎の原爆では30万人以上が死んでいるが,東京大空襲でも10万人以上が死んでいるそうだ.
 小さんは,226事件に初年兵として参加させられたそうだ.
 落語家にもカメラ好きが多いそうで,著者の他,小三治,扇橋,志ん朝,彦いちなどがそうらしい.
 戦前には,禁演落語53種というのがあったそうで,艶色,博徒,毒婦,白波ものが禁止されたそうだ.
 東京大空襲では,落語家も死んでおり,一龍斎貞山,柳亭左喬,立花家扇遊,吉慶堂李彩,寿家岩てこ,丸勝,武蔵太夫などだそうだ.その後の空襲では,野村無名庵,柳家枝太郎が死んだそうだ.橘右近,柳亭痴楽は家族を失っている.

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ものづくり

 「ニッポンのものづくり」(日刊工業新聞社 日刊工業新聞社)という本を読んだ.経済産業省のものづくり白書を解説したものである.キーワード,主要製造業,将来,人材育成,研究開発にわけて書いている.
 キーワードは,サプライチェーンだそうだ.成功した例としては,薄型テレビが出ている.主要製造業については,鉄鋼,化学,建設機械,ロボット,半導体製造装置,金型・素形材製品,情報通信機器,紙・パルプ,自動車,航空機が出ている.
 産官学連携の産業クラスター計画というのがあるそうで,18のプロジェクトが指定されているそうだ.
 現代の名工というのは,高度熟練技能者の通称で,2008年3月現在で4804人が認定されている.
 コンテストやイベントが計画されており,ロボコン,プロコン,デザコンなどがある.

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2009.04.19

化学

 「化学業界の動向とカラクリがよーくわかる本」(田島慶三 秀和システム)という本を読んだ.動向,製品,歴史,法規制,主な化学会社,未来などについて書いてある.化学業界の定義は,広く取り化学知識を利用して化学製品を製造する産業としている.
 化学工業の歴史は,18世紀のイギリスの硫酸,ソーダ,さらし粉から始まり,ドイツの染料,アンモニア,アメリカの石油化学,合成繊維と変わってきた.
 身の回りの化学製品のカラクリというのが出ていた.脱酸素剤,使い捨てカイロは鉄粉を利用している.その他,紙おむつ,瞬間接着剤,人工皮革,蚊とり線香,リチウムイオン2次電池などが出ている.
 世界の主な化学会社では,デュポン(ネオプレン,ナイロン,ケブラー,テフロンなど),ダウケミカル(発砲スチレン,サランラップなど),BASF,バイエル(アゾ染料,アスピリン,サルファ剤など),3M(セロファンテープ,ビニールテープ,録音テープ,スコッチガード,ポストイットなど),P&G,ユニリーバ,ヘンケル,エボニック,DSM,台湾塑膠,SABIC,モンサントなどが出ている.

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2009.04.18

治具

 「絵とき治具・取付具基礎のきそ」(海野邦昭 日刊工業新聞社)という本を読んだ.汎用取付具,機構,ボール盤用,旋盤用,フライス盤用,研削盤用などについて説明している.
 治具というのは,工作物の位置決め,固定,工具の案内をするもので,取付具は,工作物や切削工具を工作機械にとりつけるものである.
 汎用取付具には,チャック,バイス,傾斜テーブル,万能割出し台,イケール,パレット,プレートなどがある.
 ボール盤用には,汎用の他に締め金,クランプなどがある.旋盤用には,3爪連動チャック,4爪単動チャック,センタ,マンドレル,振れ止め,回し金などがある.フライス盤用には,傾斜台,円テーブルなどがある.研削盤用には,電磁チャック,補助ブロック,ます型ブロック,ワックス,真空チャック,冷凍チャックなどがある.

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2009.04.15

生産管理

 「生産管理の基礎知識が面白いほどわかる本」(田島悟,木村博光 中経出版)という本を読んだ.生産管理について,基本,生産計画,生産統制,材料計画,資材・購買管理,外注管理,各種手法について書いてある.
 ものづくりの原点は,QCD(品質,コスト,納期)で,そのために生産管理がある.生産の3Mは,人,機械,材料である.4Mはこれに,方法が加わる.生産方法は,見込生産と受注生産がある.生産形態には個別,ロット,連続がある.改善の要は,5Sで整理,整頓,清掃,清潔,しつけだそうだ.QC7つ道具は,チェックシート,特性要因図,パレート図,ヒストグラム,散布図,管理図,層別だそうだ.
 生産計画は,日程計画では大,中,小,要素では手順,工数,日程に分けられる.生産統制は,進捗,現品,余力の管理からできている.差立てというのは,1つの加工が終わったときに次の作業を決定して指示することだそうだ.
 資材所要量計画は,MRPといわれ,独立需要品目と従属需要品目にわけて計算する.その時,サマリー型部品表とストラクチャ型部品表が使われる.それ以外の生産管理の方法としては,製番管理と追番管理がある.
 購買管理の5原則は,取引先,品質,数量,納期,価格の管理である.
 生産管理の手法としては,IE,VE,SCM,BTO,トヨタ方式,かんばん方式,グループテクノロジー,セル生産などがある.

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イメージ

 「イメージ脳」(乾敏郎 岩波科学ライブラリー)という本を読んだ.脳がイメージをつくる仕組みとそれをどう使っているかということを説明している.
 後頭葉,頭頂葉,運動系の連関で視覚から運動と逆の変換が可能となり,イメージの生成,操作ができる.
 アインシュタインやガウスの脳では,下頭頂小葉が大きくなっているが,全体の大きさは変わらない.ここが,視空間認知,運動イメージ,数学的計算などに重要な働きをしている.
 運動を指令すると脳でその結果の予測が行われ,感覚器からのフィードバックとの差分をとって運動をコントロールしている.イメージトレーニングが有効なのもこの機能によるそうだ.
 自己像幻視と幽体離脱という現象があるが,これが幽霊に足が無い理由らしい.
 非言語コミュニケーションでは,表情,視線,身体動作(エンブレム,イラストレータ,アダプタ),パラ言語が使われる.

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2009.04.14

噂の眞相

 「『噂の眞相』25年戦記」(岡留安則 集英社新書)という本を読んだ.噂の眞相の編集長を25年間やり,黒字のまま休刊した顛末などを揺籃,躍進,休刊宣言騒動,講義,闘争,戦歴にわけて書いてある.
 新宿ゴールデン街のそばに本社があり,そこで情報を集めていたそうだ.はじめは,マスコミひょうろんという雑誌をやっていたが,編集方針と経営の対立から追い出されて,噂の眞相をはじめたそうだ.
 5~6回起訴されているそうで,皇室ポルノ事件というのでは,流血の事件もおきているそうだ.筒井康隆の断筆宣言もこの雑誌が舞台だったらしい.基本的には,公人やオピニオンリーダーのスキャンダルを報道していたらしい.要するに,マスコミ,広告主のタブーに挑戦していたようだ.

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2009.04.10

中国

 「中国名言紀行」(堀内正範 文春新書)という本を読んだ.中原に活躍した人の言葉を紹介しながら,歴史などを書いている.
 出ている人は,有名なのをあげれば黄帝,愚公,禹,紂王,武王,伯夷,叔斉,老子,孔子,子路,劉邦,韓信,荘子,顔回,韓非,諸葛孔明,劉備,達磨,武則天,杜甫,李白,白居易,顔真卿,王安石,周恩来,毛沢東などである.
 唐の皇后制度では,皇后の他に,貴妃,淑妃,徳妃,賢妃という4夫人がおり,その後に,昭儀以下の9嬪がいたそうで,さらにその下に,才人,美人というのがいたらしい.

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やなせたかし

 「やなせたかし」(中村圭子 河出書房新社)という本を読んだ.漫画家,脚本,作詞,詩人,雑誌編集,幼児向け漫画家,絵本作家としてのやなせたかしを時代を追って作品で紹介している.今は,90歳だそうだ.
 アンパンマンが有名だが,はじめは,PHPという雑誌に童話として書かれたらしく,その後,フレーベル館から絵本として出版され,漫画になった.
 詩は,山梨シルクセンター(今のサンリオ)から始めて出版された.
 作詞家としては,てのひらを太陽にを作詩している.雑誌の編集では,詩とメルヘンの責任編集をしている.

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2009.04.08

鉄道

 「鉄道用語の不思議」(梅原淳 朝日新書)という本を読んだ.日常何気なく使っている軌道とはなど48の鉄道用語について,JIS,法律などを引用して説明している.
 鉄道は,普通(2007年3月31日現在で26890.2km),懸垂式(6.9km),跨座式(24km),案内軌条式(82.5km),無軌条電車(9.8km),鋼索(22.5km),浮上式(0km),それ以外(0km)の8種類に分類されるそうだ.その他に軌道(485.2km)がある.
 私鉄とは,私設鉄道のことで,民鉄とは日本民営鉄道協会に加盟している71社のことだそうだ.大手民鉄とは,16社あり,歴史があり自他ともに大手と認めている会社のことらしい.
 機関車は,電気(2006年3月31日現在856両),内燃(639両),蒸気(19両),その他(2両)に分類される.連結器には,自動,密着式自動,密着の3種類が使われている.
 JRができたときに,正式には本線という名称はすべてはずされたが,現在でも慣用的に使われている.停車場とは,駅,信号場,操車場のことをいう.
 信号を現示するのは,信号機,手信号,特殊信号がある.信号機には,常置信号機(主信号機,従属信号機,信号附属機),車内信号機,臨時信号機がある.主信号機には,場内,出発,閉塞,誘導,入換の5種類があり,色灯式,灯列式,腕木式しか使えない.従属信号機には,遠方,通過,中継の3種類がある.信号附属機は,進路表示器と進路予告機の2種類がある.臨時信号機には,徐行,徐行予告,徐行解除の3種類がある.ATSは停止信号に接近したときに列車を自動的に停止させ,ATCは制限速度以下に制御するものだそうだ.
 電車線は,交流25000V(亘長2397.4km),交流20000V(3901.8km),直流1500V(11052.4km),直流750V(332.4km),直流600V(27.4km),交流600V(27.4km),直流440V(1.3km),直流または交流200V以下(19.9km)がある.亘長というのは,電車線の支持物間の長さのことだそうである.

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武器

 「知っておきたい伝説の武器・防具・刀剣」(金光仁三郎 西東社)という本を読んだ.西洋,北欧・ケルト,東洋,日本の武器,防具について説明している.
 トライデントというのは,ポセイドンが使っていた三叉の矛だが,アメリカのSLBMの名前になっており,西洋の歴史を知らないと近代兵器の命名の由来も分からない.ちなみに,その前のSLBMは,ポセイドンだった.イージスというのは,ゼウスが娘のアテナに与えた盾の名前である.その他,マンガに出てくる武器も昔の武器の名前にちなむものが多いようである.
 日本で名刀と言われる天下五剣というのがあるそうだが,10~13世紀に作られた童子切安綱,三日月宗近,大典太光世,鬼丸国綱,数珠丸恒次のことだそうだ.刀鍛冶の名前がついた有名な刀には,村正,正宗,虎徹,菊一文字,陸奥守吉行,備前長船兼光などがある.

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2009.04.06

 「禅語入門」(楢崎一光 光文社)という本を読んだ.一期一会など禅で言われる語を26について解説している.
 釈尊の10大弟子というのが出ていたが,舎利弗,目?連,迦葉,阿那律,須菩提,富楼那,迦旃延,優婆離,羅?羅,阿難だそうだ.
 七堂伽藍というのは,禅では仏殿,法堂,山門,僧堂,庫院,浴室,東司のことをいうそうだ.
 牛乳を精製したときに五味というのがあるが,乳味,酪身,生酥味,塾酥味,醍醐味のことを言う.
 仏弟子は三衣一鉢しか持つことを許されなかったが,三衣とは,五条衣(作務のとき用),七条衣(お勤めのとき用),九条衣以上の大衣(法要儀式のときの礼服)で,一鉢とは応量器のことを言う.

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2009.04.04

月給

 「「月給百円」サラリーマン」(岩瀬彰 講談社現代新書)という本を読んだ.昭和初年のころのサラリーマンなどの給料を元に世相などについて書いてある.
 物価の換算率は,現在は戦前の2000倍くらい,給料は5000倍くらいとすれば良いようである.当時の給料の標準は100円/月くらいのようである.中流の目安は年収3000円くらいらしい.
 サラリーマンの初任給は,三菱合資会社の場合,帝大工90円,帝大法80円,商大80円,商大専門部と早慶,神戸高商75円,地方高等商業と中央,法政,明治65~70円,私大専門部50~60円,中学35円だったそうだ.
 戦前の公務員は,下から雇い,判任官(ネンポウ00~2400円),奏任官(1200~4500円),勅任官(5200~6000円),親任官に分かれていた.判任官までは各省採用,それ以上が内閣の任命,親任官は天皇の任命であった.
 陸軍軍人の月給は,伍長66.5円,軍曹73.7円,曹長94.2円,准士官112.8円,少尉105.83円,中尉125円,大尉171.5円,少佐271.83円,中佐375.66円,大佐484.16円,少将583.33円,中将676.66円,大将770円だった.

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2009.04.02

 「ひと月百冊読み,300枚書く私の方法」(福田和也 PHP研究所)という本を読んだ.
 本を効率的に読むためには,目的をはっきりさせること,役立つ本を探すには,信用できる評者を見つけ,お気に入りの書店を見つけることが重要である.買うときには,立ち読みをしてからにする.抜き書きは,紙とペンで行う.その時,始めはざっと読んで金あるところをページの上を折り,そこだけもう1度読んで下を折り,そのメモを書く.
 難しい本というのは,予備知識が無い,言葉が分からない,論理の筋道が分からないという3種類ある.
 文を書くにあたって,進行は一般には,前提,問題提起,問題の条件の検討,問題の展開,一応の答えとなっているが,エッセーや小説ではこうなっていない.提示は描写,情報,エピソードという方法がある.
 学者の年代別のあり方は,20,30代蓄積,40代蓄積しながら放出,50代は放出,60代は集大成だそうだ.

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2009.03.31

一人旅

 「いきいき定年わが「青春復活の一人旅」」(藤井敏男 明拓出版)という本を読んだ.60歳で定年になったあと,いろいろな旅行をした記録で,7つのプロジェクトが出ている.
 7つとは,コロラド川の筏下り,東海道訪ね人,南太平洋カヌー旅,テムズ河カヌー旅,富山の五箇山の50年前の人を訪ねた旅,ドイツ1200km自転車の旅,ドイツの6つの川のカヌー旅である.旅行期間は,外国の場合大体20日前後である.
 著者はボーイスカウトをやっており,そのつてで情報を集めたり,宿泊させてもらったりもしている.日本でもいろいろな会に入って活動しているそうだ.

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痕跡

 「東京の「痕跡」」(遠藤ユウキ 同文館出版)という本を読んだ.東京に残る廃駅,廃線,旧街道,戦跡,古墳,城址について解説し,最後におすすめの3ルートを紹介している.
 跡地を痕跡,遺構,遺物,遺跡,史跡,遺産,跡地,廃墟,スポットに分類している.
 廃駅については,JR東,東武,東急,京成,西武,京王,小田急,京急について紹介している.
 古墳は,荏原台(田園調布と野毛),狛江に古墳群があるそうで,それぞれ100基近くがあるらしい.
 おすすめルートは,上野から北,世田谷,武蔵野が出ている.その内容は,上で書いた多くの種類が混じっている.

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2009.03.28

装束

 「図解日本の装束」(池上良太 新紀元社)という本を読んだ.日本の着物について,基礎知識,着装姿,パーツ,雑学に分けて109項目について説明している.
 昔は,布というのは,絹織物以外を指したそうで,大麻,苧麻,葛,藤,楮,木綿,羅紗などがあった.
 着物を着せる方法を衣紋道というのがあるそうで,高倉流と山科流があった.
 家紋には,家柄を示す定紋と主人から貰った替紋があった.その種類は,天地象紋,建造物紋,植物紋,文字紋,動物紋,図象紋,器具紋,図符紋に分けられるそうだ.
 衣替えは,昔は旧暦の4月1日と10月1日の2回行われたが,江戸時代には,4月1日から小袖,5月5日から単小袖,帷子,9月1日から袷小袖,9月9日から綿入れ小袖の4回行われるようになった.現在は,6月1日と10月1日に行われることが多い.

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2009.03.26

図書館

 「シンガポールの図書館政策」(ラス・ラマチャンドラン,ジョンソン・ポール(大村勝敏,加藤多恵子,木原一雄,高木和子) 日本図書館協会)という本を読んだ.シンガポールのLibrary2000という,情報のハブにしようという計画を中心として図書館政策について書いてある.
 シンガポールの面積は700km2で東京23区の621km2より少し大きいくらいである.人口は484万人である.民族構成は中国系が75%,マレー系13.7%,インド系8.8%,その他2.6%である.1959年に自治権を得て,1963年にマレーシア連邦に加盟したが,1965年にシンガポール共和国として独立した.
 図書館は,国立が1,広域が3,コミュニティが20ある.運営はNLBが行っている.

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2009.03.24

 「橋から見た隅田川の歴史」(飯田雅男 文芸社)という本を読んだ.隅田川に架かる21の橋についての説明とその付近の名所などについて書いてある.
 出ている橋は,勝鬨橋,佃大橋,中央大橋,相生橋,永代橋,隅田川大橋,清洲橋,新大橋,首都高速6号線,両国橋,総武線隅田川橋梁,蔵前橋,厩橋,駒形橋,吾妻橋東武鉄道隅田川橋梁,言問橋,桜橋,白鬚橋,水神大橋,千住大橋である.この他に,隅田川には,首都高速9号線,地下鉄日比谷線,常磐線,電電蔵前専用橋,千住水管橋があり,全部で26あるそうだ.隅田川に流入している小河川の第1橋梁は,現在残っているのは,右岸に海幸橋,南高橋(亀島川),豊海橋(日本橋川),柳橋(神田川)で,左岸には練兵衞橋(大横川),萬年橋(小名木川),一之橋(竪川),枕橋(北十間川),綾瀬橋(綾瀬川)がある.
 伊能忠敬の測量旅行のリストも出ていた.10回行われたが,最後のには参加できなかった.総距離は43712kmだそうだ.目的は,地図作りと緯度1°の長さを求めることで28.2里としたが,現在の値と比べて誤差は0.2%だそうだ.

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イラク

 「イラクは食べる」(酒井啓子 岩波新書)という本を読んだ.レシピ付きのイラクの名物料理と絡めて,近年の歴史,政治情勢などについて書いてある.
 出ている料理は,ホブズ(アラブ風パン),アンバー(マンゴーのピクルス),マスグーフ(焼魚),モルガ・バーミヤ(オクラのトマトシチュー),クーズィー(ご飯の詰め物のある小羊のオーブン焼),ハームズ(ヌーミー・バスラ(ライム)のお茶),ヌーミー・バスラのティシュリープ(煮込み羊肉),カバーブ(羊肉の串焼き),ダーウド・パシャ(羊肉の肉団子),クッパ・モースル(羊肉のハンバーグ),シャルガム(蕪と砂糖大根の煮物),ドルマ(羊肉の野菜詰め),クッパ・ハラブ(米のおにぎりの中に挽き肉を入れたものを油で揚げたもの),クッパ・ハームズ(羊肉とクッパの煮込み),マクルーバ(羊肉とナスなどの野菜の煮込み),クレーチャ(パイ生地のお菓子)である.

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2009.03.21

投資

 「投資バカにつける薬」(山崎元 講談社)という本を読んだ.投資をするのはどれが良いかというよりも,やめた方が良いものについて主に書いてある.勧められたときに反論のためにする質問も出ている.
 質問の基本は,なぜ自分で投資しないのかと言うことである.あとは,投資の常識とされていることについて,疑い,数字で根拠を示してもらうというものである.
 やめておいた方が良い投資というのは,基本的には,コストがかかるもので,投資信託などが例として挙げられている.これは,手数料が3%くらいかかり,その他に毎年1.5%くらいの信託報酬がかかる.と言うことは,銀行の利率よりも高いコストがかかることになる.その他に,生命保険は,純保険料という保障に使われる部分と付加保険料という会社の維持費に使われる部分からできており,付加保険料は30~40%くらいになっているそうだ.その他,金,成功報酬型,ドルコスト平均法,外貨預金,REIT,デリバティブ,賃貸マンション,毎月分配型ファンド,海外のプライベートバンクなどがやめておいた方がよいものだそうだ.外貨などは,ゼロサムであり,株と違って,ハイリスクであるが,ハイリターンではないからである.
 あえて,勧めるとすれば,銀行預金に加えて,個人向け国債と日本株だそうだ.株に投資するときには,傾向の違う最低3銘柄を買うのが良く,追加投資はせずに銘柄を増やしていくのが良いらしい.

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2009.03.20

軍事遺跡

 「図説日本の軍事遺跡」(飯田則夫 河出書房新社)という本を読んだ.5つの地方に分けて,軍事施設の遺構を紹介している.
 でているのは,トーチカ,飛行場,軍馬補充部,師団,鉄道連隊,傷兵院,造兵廠,松代大本営予定地,兵学校,燃料廠,技術研究所,三笠,回天基地,軍艦防波堤などである.
 軍艦というのは,戦闘艦船のうち戦艦,空母,巡洋艦などの艦首に菊のご紋章がついている主要艦ををいうそうで,駆逐艦は軍艦とは言わないそうだ.海軍の船を艦船という.

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取り入り

 「ひとに<取り入る>心理学」(有倉巳幸 講談社現代新書)という本を読んだ.胡麻すりなどの効果的なやり方などについて心理学で説明している.
 取り入りの定義は,相手からの好意により自分の立場を良くしたいという目的で相手が満足するような行動をとることとしている.
 初対面の人に好かれる要因は,見た目が良いことだそうだ.つきあってから好かれる要因は,価値観が似ている,性格が似ているなどだそうだ.
 取り入り行動は,他者高揚,意見同調,親切な行為,自己卑下に分けられる.一般に,否定してから肯定する方が効果がある.

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2009.03.16

不都合な真実

 「不都合な真実ECO入門編」(アル・ゴア(枝廣淳子) ランダムハウス講談社)という本を読んだ.「不都合な真実」を入門用に書いたものだそうで,基本的な内容はそれと同じである.ハリケーン,大雨,少雨,北極,南極,技術の副作用などについて書いてある.
 できる10の事が挙げられている.省エネルギー型電化製品,エコドライブ,リサイクル,タイヤの空気圧のチェック,節水,簡易包装,エアコンの温度調節,植林,環境問題を学ぶ,友に勧めるだそうだ.その他に,自宅の省エネで9項目,移動時の排出量の削減で8項目が挙げられている.

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2009.03.15

交通標識

 「となりの車線はなぜスイスイ進むのか?」(トム・ヴァンダービルト(酒井泰介) 早川書房)という本を読んだ.自動車交通について,安全対策が必ずしも有効ではないという話をいろいろな例について書いてある.
 基本的な考え方は,いくら安全対策をしても,人間の行動が予測できないので有効ではなくなるというものである.たとえば,安全になればリスクをぎりぎりまでとってしまうというものである.シートベルト,エアバッグなどが例に出されている.
 ハンス・モンダーマンは,2008年1月に死んだが,心理的交通沈静化と呼ばれるようになったオランダで交通標識をすべて無くすということを提唱した.交通標識はドライバーに何も情報を与えておらず,自分で判断させた方が安全につながるという考え方である.

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2009.03.14

文字

 「よくわかる!古代文字の世界」(飯島紀 国際語学社)という本を読んだ.BC300~500の中近東の歴史と文字について書いてある.
 出ている国はシュメール,エブラ,マリ,フェニキア,アッシリア,ヘブライ,新バビロニア,などである.
 文字は,シュメール文字,アッカド語,ビブロス文字,フェニキア語,アラム語,ヘブライ語,ウガリト語,アッシリア語などである.

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2009.03.09

入札

 「よくわかる公共工事入札のしくみ」(建設経営サービス 日本実業出版社)という本を読んだ.公共工事に入札を行うための手続を,建設業許可,経営事項審査,入札参加落札と契約,電子入札について書いてある.
 公共工事の定義は,建設業法施行令(公共性のある施設又は工作物で政令で定めるもの),公共工事の入札及び契約の適正化に関する法律(国,特殊法人等又は地方公共団体が発注する建設工事),公共工事の前払金保証事業に関する法律(国又は地方公共団体その他の公共団体の発注する土木建築に関する工事又は測量をいい,資源の開発等についての重要な土木建築に関する工事又は測量であって,国土交通大臣の指定するものを含む)で決められている.
 適化法では,発注者の義務として,発注見通しの公表,入札・契約情報の公表,施工体制の適正化,不正行為に対する措置を挙げている.独占禁止法は,私的独占,不当な取引制限,不公正な取引を禁止している.
 建設業許可には,特定建設業(元請が3000万円以上を下請に発注するとき)と一般建設業および国土交通大臣許可(2つ以上の都道府県)と都道府県知事許可がある.許可業種は,28ある.許可取得の要件は,経営業務管理責任者,専任技術者,誠実性,財産的基礎または金銭的信用,欠格要件に該当しないである.
 経営事項審査の審査項目は,完成工事高,自己資本額・職員数,経営状況(収益性,流動性,安定性,健全性),技術力,社会性などその他(労働福祉,安全成績,営業年数,公認会計士数,防災活動)の評点の重み付の合計となる.
 競争入札に参加するには,資格審査を受ける必要がある.経営規模等評価結果通知書と総合評定値通知書を付けて発注者に申請する.発注者は種間点数を付けてその合計により,総合点数を出し,企業格付を決める.国土交通省では,A~Dのランクがあり,予定価格が7.2億円,3億円,6000万円の区切りで入札に参加できる.入札方式には,指名競争入札,一般競争入札,公募型指名競争入札,工事希望型指名競争入札,公募型プロポーザル方式,VE方式(入札時,契約後)設計施工一括発注方式などがある.
 落札では,自動落札,低入札価格調査制度,最低制限価格制度がある.
 履行保証制度には,契約保証金,金銭保証人(金融機関,前払保証事業会社),履行保証保険,履行ボンドがある.

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2009.03.08

時計

 「時計の針はなぜ右回りなのか」(織田一朗 草思社)という本を読んだ.時間・時刻,時計,精度,産業,変種の時計,感覚,生活時間,変わった時について書いてある.
 カタログの時計の表示は,各社で決めているそうで,セイコーは10時8分42秒,シチズンは10時9分35秒,カシオは10時58分,オリエントは10時10分35秒だそうだ.デジタル時計ができてから変えているところもあり,セイコーは10時8分59秒にしたそうだ.
 相撲の仕切りの制限時間は短くなってきた.1928年の春場所までは無制限で,その時から,幕内10分,十両7分,幕下5分になった.その後は,1942年春場所には,7分,5分,3分になり,1945年11月場所からは5分,4分,3分になり,1950年秋場所からは,現在と同じ4分,3分,2分になった.最長の記録は,1912年夏場所の千年川と太刀山の1時間20分だそうだ.
 ICAOでは,時差ぼけ解消に必要な標準休養時間を決めているそうで,次式による(T/2+(Z-4)+Cd+Ca)/10だそうだ.ここで,単位は日で,Tは飛行時間,Zは横断したタイムゾーン(4以下は0),CdとCaは出発時刻と到着時刻の現地時間による係数で,8~12時では,0,4,12~18時では,1,2,18~22時では3,0,22~1時では,4,1,1~8時では3,3だそうだ.

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2009.03.07

江戸

 「江戸の町とくらし」(段木一行 学生社)という本を読んだ.千代田区でやった4回の講演会をまとめたもので,江戸城,武士の生活,庶民文化,変質について書いてある.
 江戸城は,螺旋城といわれる形をしており,防衛上,城を正面から見えないように道路が螺旋城に配置されているそうだ.無限に広がる可能性をもち,高潮も減勢される.
 江戸に入る東海道,奥州街道,中山道などの街道は,曲がっているが,甲州街道だけはまっすぐになっている.これは,この方向からは敵が攻めて来ず,将軍が逃げるためだそうだ.防御用には,半蔵門で服部半蔵が,新宿百人町で100人の同心が,八王子で千人同心が守り,甲府では甲府勤番が守っている.
 街道には一里塚があったが,今は,志村,西ヶ原,日野市の万願寺の3カ所だけ残っている.江戸のはずれには丈六の地蔵像が建っている.東海道の品川寺,甲州街道の太宗寺,中山道の真性寺,奥州街道の東禅寺,水戸街道の霊厳寺が残っており,深川の永代寺はなくなった.
 御家人は困窮しており,内職をしていた.青山が唐傘と春慶塗,新宿百人町の同心が植木,牛込弁天町の根来組が提灯,御徒町では朝顔などで,その他に絵描き,虫飼い,草花,羽根細工,版下書きなどがあった.
 旗本の屋敷は,200俵取りが300坪,150俵取りが200坪,30俵取りが100坪,15俵取りが70坪だった.10~15万石の大名は7000坪だった.配偶者の呼び方は,1000石以上の旗本は御前様と奥様,1000石以下は殿様と奥様,御家人は旦那様と御新造様と行った.

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2009.03.05

仏教

 「お坊さんが困る仏教の話」(村井幸三 新潮新書)という本を読んだ.戒名料が高いという話が,世の中に流行っているが,これに関連した話が書いてある.死後の世界,仏教伝来,大乗仏教,あの世,葬式仏教などについて書いてある.
 戒名とは,仏教の戒を受けたしるしとして与えられ,浄土真宗や日蓮宗では法名,法号という.この世の名前は俗名という.釈迦仏教では,始めは5戒,後に8戒となった.その後,具足戒では,男250,女348の戒ができた.
 釈迦によれば,人間は色,受,想,行,識の5要素である五蘊からできている.釈迦の死後の教団は,この世に欲,色,無色の3界,あの世に地獄,餓鬼,畜生,修羅,人間,天上の6道があるという3界6道説を唱えた.極楽については,浄土教は西方浄土,薬師如来の東方浄瑠璃国,昆盧遮那仏の蓮華蔵世界,観音の補陀落山などが仏が住んでいるところだそうだ.
 仏教伝来後,奈良時代には南都6宗という,三論宗,法相宗,成実宗,倶舎宗,律宗,華厳宗が盛んになった.平安時代に,天台宗(最澄),真言宗(空海)が日本起源の仏教として成立した.鎌倉時代になると,これに学んで,浄土宗(法然),浄土真宗(親鸞),時宗(一遍),臨済宗(栄西),曹洞宗(道元),日蓮宗(日蓮)が始まった.現在は,この他に融通念仏宗,黄檗宗などがある.
 日本での最初の火葬は,法相宗開祖の道昭で700年だそうで,それ以前は野棄てだった.
 戒名の構造は,院号または院殿号+道号+戒名+位階となっている.位階は,上から男では大(清)居士,居士,大(清)信士,信士で,女は清大姉,大姉,清信女,信女の順になる.
 寺で流行っているのは,観光,墓地,檀家が多いのどれかだそうだ.

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2009.03.04

確定申告

 「はじめてチャレンジ!インターネットで確定申告」(田中卓也 C&R研究所)という本を読んだ.インターネットによる確定申告の仕方について書いてある.
 インターネットによる確定申告には,申告書の作成だけネット上で行い印刷して申告するというものとe-TaxというICカード,リーダー,電子認証などを使用してネットだけで申告できるものの2種類があるが,この本では,印刷して申告する方について解説している.
 内容は,確定申告の仕方に関する他の本とあまり変わらない.給与,株,サイドビジネス,不動産投資,年金などのほか,控除については所得(基礎,社会保険料,生命保険,配偶者,扶養など),医療費,住宅ローン,勤労学生,障害者,地震保険,寡婦,寡夫,寄付金について書いてある.生前贈与の話もある.

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社会人学

 「東大で教えた社会人学」(草間俊介,畑村洋太郎 文藝春秋)という本を読んだ.東京大学工学部機械工学科で産業総論として講義されてきた内容をまとめている.就職,会社,サラリーマン,転職と起業,個人,人生の後半について書いてある.
 日本の技術を守るためには,見せない,しゃべらない,触らせないの3無いが必要だそうだ.
 人生年表は,入社(22歳),評価開始(25),係長と転職の決断(28),管理職(35),課長(40),重役予備群(42),重役か退職か(56),第2の人生(63)くらいになっている.
 中小企業基本法での中小企業の定義は,製造業で資本金3億円以下または従業員数300人以下,卸売業で1億円か100人以下,小売業で5000万円か50人以下,サービス業で5000万円か100人以下だそうだ.
 技術者は対人折衝が苦手の人が多い.プランを作る人ではなく実行する人になりがちである.成功する技術者の条件は,本質を一言で言える,マクロで全体を把握でき方向性を示せる,求心力の中心になれる,自分の尺度で価値判断できる,抜群の能力,技術力があり独創性を持っている,ハードとソフトを融合できる,約束を守る,差別しない,人から頼られ痛みが分かる,親分としての行動様式を知り風格がある,コミュニケーション能力がある,運が強いなどである.引きは重要である.
 親分の条件は,年上,知恵持ち,金持ち,器量持ち,経済的自立,品格,マクロな視点,責任をとる,信頼できる,圧倒的な能力,度量が広い,子分を大事にする,ちょっと鈍いことで,子分の条件は親分の役に立つ,立てる,出番を弁える,判断を預ける,利害が対立して時でも親分優先,

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2009.03.03

読書

 「打たれ強くなるための読書術」(東郷雄二 ちくま新書)という本を読んだ.大人の本の読み方を解説している.
 最近の大学生は知的に打たれ弱く,次のような兆候を持っている.すぐに解答を欲しがる,正解が1つと信じている,解答法を1つ見つけて満足する,問題は解けるが問題を発見できない,人に論理的に説明できないなどである.
 読書の段階は,学校読書,若年読書,青春読書,成熟読書である.
 本の探し方は,新聞広告,新聞・雑誌の書評,ブックレビューガイド,「これから出る本」,出版社のPR誌,書店の企画コーナー,参考文献型ブックガイド,専門誌の広告,インターネットなどである.インターネットでは,国立情報学研究所のWebcat,WebcatPlus,想IMAGINEが良いそうである.
 本を買うか,借りるかでは,買うことを勧めている.インターネットでは,グーグルブック検索で読める.
 本を選ぶには,タイトル,帯,前書きと後書き,参考文献と索引がある本,1次本による.
 読書の段階は,初級読書(字義とおり理解する),分析読書(事実,推論,主張を分ける),比較読書(他の本と比べる),批判読書(その本の価値を判断する)に分けられる.

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2009.02.27

江戸

 「大江戸生活体験事情」(石川英輔,田中優子 講談社)という本を読んだ.主として江戸時代に使われていた道具を実際に使ってみるという試みである.やっているのは,不定時法,旧暦,火打ち石,行灯,筆,着物,下駄,櫛などの木製品などである.
 不定時法では,夜明けは日出の36分前,7°21′40″地平線下にある時で,日暮れは日没の36分後,7°21′40″地平線下にある時だそうで,それぞれ明六つ,暮六つになる.実際には,24節気の最初の日の時刻を半月間使った.
 行灯の明るさは,20cmくらいのところで20ルックスくらいだそうだ.
 江戸時代の筆は,巻筆で現在のは水筆というらしい.巻筆は,筆の中心に硬い毛を使い根元を紙で巻き,その周りを柔らかい毛で被って作るそうだ.
 着物は,1反の布から袖2つ,前身頃,後身頃,袵2つ,共襟,襟の8つの長方形の部品を切って,縫う.1反は,幅9寸5分(36cm),長さ3丈(11.4m)で,布のときは,1尺が37.9cmの鯨尺による.

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2009.02.25

ラジオ

 「手作りラジオ工作入門」(西田和明 講談社)という本を読んだ.電波の話,電波利用,ラジオの基礎知識の説明のあと,ラジオを6種類作っている.
 今でも,中波でモトローラ方式でステレオ放送がされているそうだ.その方式は,左チャンネルと右チャンネルの和信号と差信号を振幅変調と位相変調で送るそうだ.AM受信機で同調点を少しずらして,出力特性のスロープ部を利用して,FM電波を復調できるそうで,スロープ検波というらしい.
 作っているラジオは,スパイダーコイルを使ったゲルマニュームラジオ,トランジスタ式超再生ラジオ,2石+1IC2バンドラジオ,2球再生式ラジオ,1球+1石0-V-1ラジオ,2球超再生ラジオで,真空管用電源も作っている.超再生回路というのは,高感度になるように検波管を断続的に発振させる方式らしい.

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旅行法

 「「超」旅行法」(野口悠紀雄 新潮文庫)という本を読んだ.旅行,特に海外旅行をするためのノウハウが書いてある.
 1人旅を進めている.旅行の楽しみは,準備,列車やレンタカーに乗る,美術館,博物館,劇場,星空,土産などである.ホテルはコンシェルジェがいるようなところに泊まった方が良い.
 1人旅で食事をするには,ミシュランの下から探す,気に入ったレストランが見つかったら繰返し行く,口コミ情報に頼る,中華料理店を探す,ホテルのレストランを使う,チェーンレストランに行く,購入したピザやサンドイッチで済ませるなどだそうだ.
 土産は,美術館や大学で買うのが良い.アンティークを探すのも良い.
 旅行者用外国語のリストが出ていたが,基本的には,挨拶と数字,質問などで,トイレ,書いてください,分かりませんのようである.

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2009.02.24

競輪

 「よくわかる競輪のすべて」(野呂修次郎 三恵書房)という本を読んだ.しくみ,車券の種類と買い方,選手,自転車,レースの種類などについて書いてある.
 競輪の運営は,経済産業省の監督下で,日本自転車振興会(選手・審判・自転車登録,検車員の認定,選手の育成と訓練など),全国施行者協議会(1264施行者,47競技場,開催不能などによる相互補償など),全国自転車競技会(北日本,関東,南関東,中部,近畿,中国,四国,九州にあり,職務は番組編成,選手管理,審判など),日本競輪選手会がやっている.競輪学校の入学試験は,一般試験と特別選抜試験がある.一般は自転車の200m,1000m独走と適正試験がある.高卒程度で17~24歳の男である.特別選抜試験は,他のスポーツで優秀な成績を納めたものが対象である.
 車券の種類は,車番2連勝単式(組合せは72とおり),枠番2連勝複式(18とおり),枠番2連勝単式(33とおり),車番2連勝複式(組合せは36とおり),車番3連勝単式(組合せは504とおり),車番3連勝複式(組合せは84とおり),拡大2連勝複式(36とおり)の7種類がある.買い方は,ボックス買いとながし買いがある.
 レースは9人の選手で行われる.選手は,強さを表す競争得点を持っている.評価点は平均競争得点-失格点で計算される.これにより,級班に分かれる.級は,SとAがあり,Sは1,2班,Aは1~3班ある.級班の入換は,年に2回行われ,Sの下位200人とAの上位200人が入れ換えられる.競争は,2~4のラインを形成して行われるらしく,地区,同班同質などで決まるらしい.勝負服の色は,競馬などと同じで,1が白,2が黒,3が赤,4が青,5が黄,6が緑,7が橙,8が桃,9が紫だそうだ.S級の選手のレーサーパンツには赤のラインが,A級には緑のラインが入っていいて,中に星が7つある.競技はグレード制で行われる.6つのグレードがあり,上から,GP,GⅠ,GⅡ,GⅢ,FⅠ,FⅡがある.各競技場では,年間70日開かれ,3~4日で行われ,FⅡの3日制の10レースの場合,初日は予選,選抜,初特選,2日目が一般,選抜,特選B,特選A,準決勝,3日目は一般,選抜B,選抜A,特選B,特選A,順位決,決勝が行われる.その選抜は選手の持つ平均競争得点で行われる.バンクには,400m,500m,333mがある.
 レースの開催中は,前日に競輪場に集合し,参加登録,健康診断,自転車の検査を受ける.その後,練習をし,開催施行者の挨拶や競技委員長の訓示がある.宿舎は指定されていて4人部屋だそうだ.レース開催日にもう1度,自転車検査を受け,朝練習を行う.出走間際に管理室で勝負服を受け取る.

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魔よけ2

 「呪物のかたちと謎魔よけ百科:世界編」(岡田保造 丸善)という本を読んだ.続編で,世界の魔よけが22,日本のが28出ている.
 世界の国では,韓国,中国,カンボジア,インドネシア,インド,ウズベキスタン,イラン,イスラエル,トルコ,スイス,イタリア,イギリス,モロッコ,エジプト,メキシコについて書いてある.日本は,県別に解説してある.

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魔よけ1

 「かたちの謎を解く魔よけ百科」(岡田保造 丸善)という本を読んだ.日本のいろいろな魔よけを50項目紹介している.
 代表的なものは五芒星,六芒星,#,X,九字,目,手のひら,蹄鉄,魔方陣,蘇民将来などである.
 ある場所は,海女の道具,旗幟の乳,鉱山,城などである.

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2009.02.20

技術

 「図解古代・中世の超技術38」(小峰龍男 講談社)という本を読んだ.主として古代エジプト,ギリシャ,ローマなどの38の技術が解説されている.
 動力としては,水力,空気圧などが主である.
 日本については,和時計,たたら,猿橋,錦帯橋,吹子が紹介されている.閘門式運河はAD16世紀くらいに使われたらしいが,近代的なものは,パナマ運河よりも200年くらい前に,見沼田んぼで日本最古の閘門式運河が見沼用水と芝川の間で建設されたそうだ.

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2009.02.19

天才

 「ニッポン天才伝」(上山明博 朝日新聞社)という本を読んだ.世界的な発明,発見,理論解析などを行った16人の人が紹介されている.
 出ているのは,桜井錠二(桜井沸点測定法,理化学研究所創設),高峰譲吉(タカジアスターゼ,アドレナリン),吉田彦六郎(酸化酵素),桜田一郎(ビニロン),二宮忠八(飛行機),島津源蔵(蓄電池),安藤博(多極真空管),大森房吉(大森式地震計),藤原咲平(台風のフジワラエフェクト),藤田哲也(竜巻のFスケール),田原淳(心臓の田原結節),杉浦睦夫(胃カメラ),高木貞治(類体論),増本量(コバルト変態),久保亮五(統計力学),田中豊一(高分子ゲルの相転移)である.

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アンテナ

 「アンテナがわかる本」(後藤尚久 オーム社)という本を読んだ.波の説明から始めて,アンテナの基礎である開口面アンテナ,線状アンテナ,パッチアンテナ,アレーアンテナなどについて書いてある.付録には,交流理論の説明もある.
 電波の源は,交流電源につながれた導体球の直径を無限小にしたダイポールだそうだ.これは,8字と全方向の指向性を持つ.ホイヘンスの原理で解析できるそうだ.
 開口面アンテナは,導波管の開口からの放射で説明できるらしい.その発展形には,ホーンアンテナ,カセグレンアンテナ,パラボラアンテナなどがある.パラボラアンテナの特性は,利得,指向性,ビーム幅,開口能率などがある.
 線状アンテナには,半波長ダイポールアンテナ,1/4波長モノポールアンテナ,有限地板上モノポールアンテナ,逆Lアンテナ,逆Fアンテナ,ループアンテナ,ヘリカルアンテナなどがある.
 パッチアンテナの原理は,スロットアンテナで,マイクロスリットアンテナ,逆Fパッチアンテナ,円形パッチアンテナ,2周波共用アンテナ,円偏波パッチアンテナ,RFIDアンテナなどがある.
 アレーアンテナには,2素子,多素子,エンドファイアアレー,スーパーゲインアンテナ,八木宇田アンテナ,マルチビームアンテナ,フェーズドアレー,アダプティブアンテナなどがある.
 新しいアンテナとして送受分割アンテナ,円環アンテナ,船舶自動識別装置用複合アンテナ,穴付方形パッチアンテナ,セルフダイプレッキシングアンテナ,ラジアルラインスロットアンテナ,1層構造導波管スロットアンテナ,逆相励振導波管スロットアンテナなどが紹介されている.

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2009.02.17

富士山

 「登ってわかる富士山の魅力」(伊東フミヒロ 祥伝社新書)という本を読んだ.富士山の魅力,実際,登頂成功のコツ,登り方,ハイキング,Q&A,異色登山について書いてある.
 富士山には,毎年7,8月の2カ月で40万人くらい登るらしい.標高は剣ヶ峰で3776mである.ご来光は,4:30~5:00くらいだそうだ.火口の直径は600m.深さは200mだそうだ.お鉢巡りは,1~2時間くらいらしい.5合目から上はスコリア地帯になっている.5合目の標高は2300mくらいだそうだ.富士山には寄生火山が50個くらいある.最大のものは,宝永山だそうだ.
 主な登山ルートは,吉田口,富士宮,須走り口,御殿場だそうだ.山小屋では,飲料水は500円,軽食は1000円,宿泊は1泊2食で8000円くらいらしい.スバルラインは2000円で,シャトルバスは往復1850円だそうだ.

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2009.02.08

偶然

 「本当にあったウソのような話」(マーティン・プリマー,ブライアン・キング(有沢善樹) アスペクト)という本を読んだ.偶然の一致について,解説したあと,15項目に分けて,いろいろな例があげられている.

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常識

 「いまどきの「常識」」(香山リカ 岩波新書)という本を読んだ.30項目の常識と言われていることについてのエッセイのようなものである.コミュニケーション,経済,家族,社会,メディア,政治に分けて書いてある.

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