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2006.05.07

東西南北

 「東西南北右左」(西岡秀雄 北隆館)という本を読んだ.方位や左右に関するあれこれが書いてある.
 神社などは,南面すると決まっているのかと思ったが,どうも,来る人に便利な方向を向いているというのが本当らしい.北面が大国魂神社,筥崎宮,鹿島神宮,東面が磯前神社,西面が住吉大社などの例があるそうである.
 12神将という薬師如来の眷属がいるが,これに,12支が割り当てられている.名前と本地は,子丑寅...の順に,宮毘羅(弥勒),伐折羅(勢至),迷企羅(阿弥陀),安底羅(観音),??羅(如意輪),珊底羅(虚空蔵),因陀羅(地蔵),波夷羅(文殊),摩虎羅(大威徳),真達羅(普賢),招杜羅(大日),昆羯羅(釈迦)である.
 左の語源は,日が出る方向という意味だそうである.イギリスで左側通行が始まったときは分からないらしいが,1835年の道路法第7条に馬車は左という規定があるそうである.日本の左側通行は,武士のたしなみや人力車の通行規則などから何となく決めたらしいが,軍隊などからは反対があったらしい.船で取り舵と言うのは,本当は酉で,面舵は卯の面に向かうように家事を取るというウモ舵がなまったそうである.

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コメント

西岡秀雄先生のfanの一人です。なぜ鬼は虎の褌をはいて
牛の角を生やしているのかということに触れていたと思います。
京都の絵師は、鬼の絵を描くという注文に対し、平安京から
艮(鬼門・丑寅)の方向から災いが来ると信じていましたので、
鬼に牛の角に虎の褌を穿かせたのだとか。桃太郎はなぜ犬猿雉をお供にしたのか、平安京から瀬戸内海は西(戌・酉・申)の方角が海賊がよく出没し困っており、其の方面へ向かいながら
犬・猿・雉とお供に従えて、鬼が島の鬼(海賊)を懲らしめたと。
そういった解説が大変面白く、印象に残っております。

投稿: 酒と桜の民族web管理人 | 2008.10.06 15:33

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