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2008.10.31

歴史の道

 「歴史の道を歩く」(今谷明 岩波新書)という本を読んだ.歴史的に有名な移動の跡をたどった話である.出ているのは,19ほどで,福山街道(アイヌのコシャマイン),白河関,八十里越(河井継之助),越中さらさら越(佐々木成政),矢久峠(秩父困民党),野麦峠(女工),蠅帽子峠(天狗党),浜街道(朝鮮通信使),葛川越(日野富子),祖父谷峠(平安京の材木),裏白峠(徳川家康),関戸峠(大海人皇子),笠捨越(天誅組),真弓峠(生野の変),玉貫峠(鉄),椎葉越(平家の落人),国頭方西海道(沖縄),蜀の桟道(雪村友梅),天山南路(シルクロード)である.

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2008.10.30

部落

 「対論部落問題」(組坂繁之,高山文彦 平凡社新書)という本を読んだ.部落解放同盟の委員長と作家の対談で,部落差別とは,解放運動の歴史などについてである.
 福岡の松本治一郎という人が,部落解放運動では活躍したらしい.不可侵,不可被侵ということをモットーとしたそうだ.
 部落と同様に差別された者として,キリシタン,カースト制のシュードラ,サンカ,ジプシーなどについても,言及されている.

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2008.10.29

クラスター爆弾

 「クラスター爆弾なんてもういらない」(清水俊弘 合同出版)という本を読んだ.クラスター爆弾禁止条約ができるまでの,NGOなどの活動について書いてある.
 対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)は,1997年に成立したが,使用,製造,保有が禁止された.
 クラスター爆弾は,空中投下型と地上発射型がある.主なものは,12種類ある.155mm砲弾(M483A1),155mm砲弾(M395),ロケット弾(M26MLRS),ロケット弾(M8700rkan),爆弾(rokeye),爆弾(CBU-87CEM),爆弾(RBKシリーズ),爆弾(BL-755),爆弾(CB-500),爆弾(CBU-588),航空機直接散布型(Beluga),航空機直接散布型(KMG-U)である.日本も7種類保有している.子爆弾は200個くらい入っている.不発率は,公称2~5%とされているが,実際は30%以上にもなるらしい.子爆弾は,1個60ドルくらいらしい.
 クラスター爆弾禁止条約は,ノルウェー政府の呼びかけで,2006年3月のロンドン,リマ,ウィーン,ウェリントン,2008年5月のダブリンの5回の会議で成立した.クラスター爆弾の定義は,20kg以下で子爆弾の散布を目的とした通常兵器で,子爆弾の数が10個以下,4kg以上,目標識別機能付,電子式自己破壊装置付,電子式自己不活性化装置付の5つの条件全てを満たすものは含まれない.

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2008.10.28

内山書店

 「伝説の日中文化サロン上海・内山書店」(太田尚樹 平凡社新書)という本を読んだ.第2次世界大戦の前に上海の共同租界日本居留民区で内山書店というのをやっていた内山完造という人の伝記である.
 内山完造は,1885年1月11日の生まれで,1959年9月20日に北京で死んだ.岡山県で生れ,12歳で大阪に奉公に行き,28歳で大学目薬の參天堂の海外出張員として中国に渡った.夫人が本を売り始めたのが内山書店のはじめで,45歳で店主となった.
 この書店は,サロンのようになっており,いろいろな人が出入りした.魯迅,許広平,周作人,郭沫若,銭稲孫,欧陽予倩,田漢,汪ほう生,謝六逸,孫文,宋慶齢,スメドレー,尾崎秀実,谷崎潤一郎,佐藤春夫,芥川龍之介などであるが,まだたくさん出ているので後は省略する.
 江南の方言でなすびの花の色というのは,物の役に立たないという意味だそうだ.
 神田の内山書店は,弟がやっているらしい.

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2008.10.25

原発

 「まるで原発などないかのように」(原発老朽化問題研究会 現代書館)という本を読んだ.基本的には原発反対の立場から,安全余裕,材料劣化,事故例,中越沖地震の影響,東海地震と浜岡原発などについて書いてある.
 現在,日本にはBWR32基とPWR23基の計55基の原発がある.
 原発の設計に使われる地震荷重は,過去1万年に活動した活断層による地震であるS1(設計用最強地震)と5万年のS2(設計用限界地震)を使う.S1は降伏応力内,S2は破壊しないという計算に使われる.柏崎原発での値は,それぞれ300galと450galであるが,中越沖地震では,1699galが観測されたそうである.
 中性子照射を受けたときの,脆性遷移温度の上昇の仕方は,促進試験をしたときの方が遅い.
 現在運転中の原発は,世界で420~430基で,建設中は30~40基である.アジアでは,日本,中国,韓国,台湾,インド,パキスタンが持っており,ベトナム,インドネシア,タイが計画中で,北朝鮮,インドネシア,フィリピン,バングラデシュ,タイ,マレーシア,ベトナムなどは研究炉を持っている.

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2008.10.24

水辺

 「水辺のまちづくり」(日本建築学会 技報堂出版)という本を読んだ.水辺について概論,効用,実践について書いてある.
 水に関わる文化の例として,御清水(福井県大野市),唐臼(大分県日田市),流し雛(鳥取市用瀬町)が出ている.
 実践の例としては,岐阜県郡上市八幡町(カワド,水舟,ポケットパーク),静岡県三島市源兵衛川(湧水),江戸川区一之江境川親水公園,練馬区白子川,世田谷区北沢川緑道,京都市西高瀬川,盤洲干潟,埼玉県荒川下流域,広島市京橋川(オープンカフェ)などが出ている.
 その他,飯田橋のカナルカフェ,芝浦の運河ルネサンス,滋賀県高島市マキノ町の川端,豊平川のサケ,スーパー堤防,亀戸・大島・小松川地区市街地再開発事業,北京の節水事業,インドネシアの湖上集落,かわさき水辺の楽校,ソウルのチョンゲチョン,上海の蘇州河の環境整備,日本海の舟小屋,北九州市のせせらぎ水路,墨田区の路地尊,サンアントニオのリバーウォークなどが出ている.

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2008.10.22

ちょいワザ

 「仕事がみるみる速くなるパソコン絶妙ちょいワザ」(トリプルウィン 講談社)という本を読んだ.Excel,VISTA,Google,Wordの便利ワザを書いてある.
 いくつか紹介すると,Excelで形式を選択して貼り付けを使うと元の数字に掛けたりなどの演算結果を貼り付けられる.Vistaで,ファイルを右クリックすると復元という機能が使え,上書きしていても復元ポイント作成時点のファイルを復元できる.XPSファイルで保存するとアプリを持っていない人でも見られる.Googleでは,kを入れるとボルツマン定数が出る.その他,e,pi,G,c,hなどが使える.I'm Feeling Luckyを押すと最上位のページを表示する.”を””に”を付けると通貨の換算ができる.Wordでは,表の前に1行入れたいときには,項目名の頭にカーソルを置きエンターを押せばよい.文字列を選択して,別の場所でCtrl+右クリックすると移動できる.Shiftを押しながらならコピー.白紙のところで,左ダブルクリックすると,そこまでリターンが入る.
 Officeに共通で,Altを押すと,リボンに英字が表示され,キーボードで選択できる.

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2008.10.21

データ

 「データを失わない10箇条」(小島範幸,北浦訓行 オーム社)という本を読んだ.HDDの仕組み,データがなくなる理由,診断ツール,バックアップの方法,RAID,NASなどについて書いてある.
 ファイルシステムの最大ファイルサイズと最大ボリュームサイズは,FAT16が2GB,2GB,FAT32が4GB,2TB,NTFSが2TB,15EB,ext3が2TB,32TB,HFSが8EB,8EBだそうだ.USB目盛の寿命は,書き換え回数で20~50万回らしい.
 RAIDには,0(分散書き込み),1(ミラーリング),1+0(1と0の組合せ),5(分散書き込みとパリティ),6(分散書き込みと2重化パリティ)のレベルがある.

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2008.10.19

電車

 「電車の運転」(宇田賢吉 中公新書)という本を読んだ.運転士から見た,鉄道の特徴,発車と加速,走る,止まる,線路と架線,安全などについて書いてある.
 山手線の11両の定員は,1628人だそうだ.自動車の勾配は立体駐車場で1/6だが,鉄道では1/40が常用限度で,地下鉄では1/30である.最急勾配は東海道本線で1/100,中央本線で1/100,長野新幹線で1/30,箱根登山鉄道で1/12.5である.
 マスコンのノッチは,指令速度を指示するもので,JR115系で1ノッチが0km/h,2が25,3が52,4が66,5が84で,最高速度は100km/hである.
 曲線の最小限度は,幹線がR400,支線がR200,駅構内がR100である.R400の制限速度は70km/hである.カントの最大は,JR在来線が105mmで,新幹線が180mmである.スラックはR440以下で設け,最大20mmである.電圧は,直流で1500V,交流では,在来線が20000V,新幹線が25000Vである.ブレーキの使用位置は,JR115系で,100km/hの時に580m手前,80で380m,60で220m手前くらいになる.ブレーキの種類は,機構では機械式,ディスク式,電気式があり,制御方法では,貫通,常用,予備がある.JRのホームの高さは,76cm,92cm,110cmの3種類がある.新幹線は125cmである.車両限界の幅は3000mm,高さは4100mmで,建築限界は幅3800mm,高さ5700mmである.レールには腹部に4m毎に刻印があり,圧延方向,レールの種類,製鋼法,メーカー名,製造年,製造月が示してある.裏側には,メーカーの内部記号で,順位,鋼塊注入注入順位,溶鋼番号,作業組,炭素量,頭部熱処理方が書いてある.枕木の大きさは,在来線で210x20x14cmで,犬釘の引き抜き強度は600kg以上となっている.枕木の表示には,メーカー,製造年,樹種,防腐方,等級などが書いてある.コンクリート枕木の大きさは,在来線が200x24x17cm,新幹線が240x30x22cmである.刻印は,種類,製造年,メーカー名などである.枕木の施設間隔は25mあたりで示し,本線で34~44本である.分岐器の種類は分岐角で表し,1ラジアンのx分の1のときx番という.架線のトロリー線の直径は12mmで,張力はトロリー線1000kg,吊架線1000kgで合計2000kgになっている.饋電線は60mmのアルミ撚り線である.交流区間では通信障害防止のためBT饋電とAT饋電が使われる.変電所の間隔は,在来線の直流で10km,交流で50~70kmである.タブレットの円盤は直径15cmでキャリアーのワイヤーは直径50cmである.信号機には,出発,閉塞,場内が主なものあるが,その他,中継,遠方,車上,入換,誘導などもある.信号の現示の一般的なものは,進行(緑),減速(緑黄),注意(黄),警戒(黄黄),停止(赤)の5段階である.車両の定格速度は,用途によって変わる.通勤型103系で33 ̄58km/h,近郊型115系で48~74km/h,特急型485系で69 ̄101km/h,新幹線0系で167km/hである.最高速度は,この順で100,110,120,210km/hである.定格速度が小さいと低速での加速力が大きくなる.ゲージは,新幹線,京成,京急,阪急,阪神,京阪などが1435mm,京王が1372mm,在来線,東武,西武,小田急,東急,相鉄,名鉄,南海などが1067mmである.
 電車の免許証には鉄道法によるものが甲種,軌道法が乙種で,車種は電気車,内燃車,蒸気機関車,新幹線電車がある.

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2008.10.17

ハム

 「アマチュア無線をはじめよう」(CQhamradio編集部 CQ出版社)という本を読んだ.アマチュア無線の概要,楽しみ方,はじめ方,無線従事者免許のとり方,開局の仕方,歴史などについて書いてある.
 アマチュアバンドは,MHzで1.9,3.5,3.8,7,10,14,18,21,24,28,50,144,430,1200がある.
 パソコン通信のOFFに相当するのを,アイボールQSOというらしい.従事者免許んは,1~4級がある.2006年の従事者数は,3224713人だそうだ.その割合医は,1級から順に,1,4,6,90%だそうだ.
 日本は,10のコールエリアに分かれている.
 電波の存在を証明したのは,ヘルツで1888年に50MHzの電波でだった.1896年にマルコーニは無線電信を発明し,1901年に太平洋横断に成功した.1912年にアメリカでアマチュア無線の取り締まりの法律ができた.1925年には,国際アマチュア無線連合ができた.日本の無線電信法は,1915年だった.日本アマチュア無線連盟ができたのは,1926年6月12日で,38人だった.現在の電波法は,1950年6月1日にできた.戦後初のアマチュア局は,1952年8月1日にJA1AAとJA1ABが開局した.

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2008.10.15

電話

 「電話はなぜつながるのか」(米田正明 日経BP社)という本を読んだ.NTT電話を中心として,IP電話,携帯電話がつながるまでのステップを詳細に追って説明している.
 いわゆる固定電話は,正式名は加入電話サーイスというそうだが,これには,信号系と音声系の2つのネットワークが関わっている.電話機には,48Vの電圧がかかっている.電話機からは,モジュラケーブル,保安器(ここまでが屋内配線),引落しケーブル,クロージャ,架空ケーブル(ここまでが配線),地中ケーブル(これがき線)を通って電話局の交換機に入る.ダイヤルには,ダイヤル回線とプッシュ回線があり,ダイヤル回線では,パルスの数で数字を表し,20回/秒の切断をする20ppsと40ppsがある.プッシュ回線では,697Hz,770,852,941と1209,1336,1477の組合せの和音を作り1~0,*,#に対応させて送出する.電話で送れる音声は,300~3400Hzである.電話番号は,はじめの5桁で市内通話エリア(MA,メッセージエリア)を特定できる.
 昔の電話網は,総括局,中心局,集中局,端局という階層になっていたが,今は中継交換機,加入者交換機という形になっている.電話局を結ぶネットワークはリング型である.共通線信号網は,音声と別にあり,2重化されているが,数は少ない.
 D70という交換機は,BORSCHTという機能を持っているが,電源供給,保護回路,呼び出し信号送出,オンフック状態監視,DA変換,加入者線の2線4線変換,試験の頭文字を取ったものである.
 音声のデジタル化は,8000回/秒のサンプリングをして,1.6万段階のデジタル化をする.それを,8ビット256段階に圧縮するが,これが,PCMμLaw方式である.この方式は,値の小さなところは細かく,大きなところは粗く変換している.
 電話システムのクロックは,125μ秒である.
 つながる順序は次のとおりである.受話器を上げると発信音(DT,ダイヤルトーン)がするが,これは交換機が電話線を通して送ってきている.ダイヤルをすると,交換機が共通線信号フレームにISUPメッセージを入れて次の交換機に送る.メッセージの主なものは,IAM(接続要求),ACM(IAMへの返答),CPG(途中経過),ANM(相手が出たことの通知),REL(通信回線の開放要求),RLC(開放したという通知)などである.共通線信号フレームのSIFフィールドには,宛て先局番,発信元局番,信号リンク選択番号,回線番号,メッセージ種別,メッセージ内容が入っている.IAMの中の発信先の電話が自分の管轄下にない場合には,トランスレータを調べて,次の交換機を探して転送する.このとき,中継ケーブルの空き回線をCIC番号を指定して予約する.着信側の電話を管轄している交換機では,IAMを受け取ったというACMという返答をすると共に,着信側の電話のベル(1秒鳴らして2秒休み)を鳴らし,CPGを中継交換機に返し,発信側の電話機に呼び出し音を通信回線を使って送る.受話器を取ると,着信側加入者交換機は電話線の極性を反転し,オフフックであることを知る.すると,呼び出し音を止め,両方向の回線を接続し,発信側交換機にANMという応答ありのメッセージを送る.受話器を置くと,加入者交換機は検知して中継側回線を開放すると共に,共通線で切断(REL)メッセージを中継交換機に送る.中継交換機は,内部スイッチを切り,復旧完了(RLC)メッセージを加入者交換機に送る.その後,もう1つの加入者交換機にRELメッセージをを送り,加入者交換機はRLCメッセージを返答して,内部スイッチを切り,受話器に話中音と同じ音を送って,切断されたことを知らせる.
 IP電話でIP電話に電話をかけると,IP電話アダプタがSIP(Session Initiation Protocol)を相手のIP電話アダプタに送ることにより回線を開いて通話できるようにする.相手のIPがわからないときには,SIPサーバに問い合わせる.加入者電話にかけるときには,信号ゲートウェイとメディアゲートウェイ使って,加入者電話同士のときと同じようになるようにエミュレートする.音声のデジタル化は,加入者電話と同様である.
 携帯電話の場合は一定時間ごとに所在を基地局に知らせているという点を除けば,他の電話と同じ仕組みである.音声変換は,CDMA(Code Division Multiple Access)が使われるが,音声を送るときには,送るビット列に符号を掛けて拡散し,いくつかの信号を混ぜて送り出す.受けた方では,信号に符号を掛けて逆拡散をし,平均操作によるノイズ除去をして復元する.

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2008.10.13

地理

 「ジオグラフィー入門」(高橋伸夫,谷内達,阿部和俊,佐藤哲夫,杉谷隆 古今書院)という本を読んだ.地理学について,基礎,都市,グローバリゼーション,産業と地域開発についてオムニバスで書いている.
 新幹線は,開業時は26往復だったが,1970年に100往復を越え,今は270往復くらいになっている.接触ポテンシャルという指標は,1日の制限時間内(たとえば
8時間)に何人の人と接触できるかという数値で,単位は人・時間を使う.現在,東京の値は35000くらいである.
 人の行動を分析するのに,時空間を同時に表現することが考えられている.
 人の分布を見るのに,人口密度が使われるが,その逆数の1人あたり面積,人口接近度も使われることがある.日本では,2918m2/人で,平地だけなら875m2/人になる.人口接近度は,1.075√1人あたり面積で表され,日本では58.1mになり,東京都区部だけだと9.2mになる.
 大都市圏の人口推移モデルでは,中心都市と郊外の人口を考え,絶対的集中,相対的集中,相対的分散,絶対的分散,相対的分散というように変化する.
 サッカーの競技場の形も時代と共に変わってきたそうで,1863年ころは4隅のしるししかなかった.1982年には4辺に線が引かれた.1987年にはセンターライン,ハーフウェイライン,6ヤードフープスができた.1890年には12ヤードラインと18ヤードラインができた.1909年にはほぼ現在の形になった.1937年にはペナルティアークができ現在の形になった.
 日本の観光旅行は,江戸後期まで,明治から1945年まで,戦後の3期に分けられる.それにより,目的,旅行層,形態,交通手段,宿泊施設が変わってきた.古くからあるのは,社寺参詣,中高年男性,一般団体,旅館とうかたちである.
 世界遺産の制度がユネスコで採択されたのは1972年で,1992年に文化的景観,2006年に無形文化遺産が追加された.日本が条約を批准したのは,採択後20年の1992年で126番目だった.

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2008.10.09

減築

 「減築のすすめ」(天野彰 講談社)という本を読んだ.増築ではなく,減らすことにより,快適な家を造ろうという話である.収納,キッチンの改造案なども出ている.
 間取りではなく,場取りを考える.子供には,部屋を与えるのではなく,貸す.住まいの総面積の20~30%は家具などに使われている.
 耐震性強化の方法は,筋交いの補強,土台と柱の接合の強化,1~2階の通し柱の追加,コーナー柱の強化,外壁と軸の接合強化,屋根を桟葺き瓦に変更,基礎の強化,窓と玄関枠の強化,造り付け家具による強化,内部の軸組の強化である.
 おおよその工事単価は,家具が10~20万円/m,大工日当は材料費込みで5~8万円/日,壁2万円/m,床・天井は1~1.5万円/m2くらいである.

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情報検索

 「情報検索入門」(松本勝久 勉誠出版)という本を読んだ.情報検索の歴史などのほか,インターネット,書誌情報,ファクト情報の探し方が書いてある.
 1960年に,Index MedicuaやChemical Abstractの編集にコンピュータが使われだし,文献検索がはじまった.1963年のワインバーグ報告書でNASAなどの成果の民間開放がされ,NASAのDialogが独立した.1971年10月にはBibliographic Retrieval Service上でMEDLINEが最初の商用オンライン検索システムとして稼働した.
 検索語には,統制語を使うものと自然語を使うものがある.自然語の場合には,シソーラスが必要になる.検索語の抽出は自動で行われるが,不要語の削除,接辞処理,索引語の抽出,索引語の重み付けが行われる.索引語の抽出では,形態素解析,n文字索引などが行われる.
 検索式には,論理演算子,位置演算子,比較演算子,トランケーション,フレーズ検索などがある.検索結果の評価には,適切性,有用性,適合性があるが,定量的評価ができる適合性が使われる.それんは,再現率(検索漏れの少なさ)と適合率(検索の正確さ)が使われる.
 商用データベースは,プロデューサ,ディストリビュータ,エージェント,ネットワーク事業者,検索代行業者,ユーザーの順に流れる.今,日本には2000以上のデータベースがある.

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2008.10.07

自動車

 「自動車産業は生き残れるか」(読売新聞クルマ取材班 中公新書ラクレ)という本を読んだ.日本の自動車産業の強い理由,死角,今後について書いてある.
 トヨタの系列部品メーカーは212社あるそうだ.
 電気自動車は,自動車ができ始めたころ,70年代,90年代,現在と開発が試みられた.
 最低価格の自動車は,インドのタタのクルマで,10万ルピー(28万円)だそうだ.
 オリックス自動車は,カーシェアリングサービスを,東京,神奈川,名古屋,京都で提供していて,1500人の会員がいる.

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2008.10.05

首都高

 「ザ・首都高速道路」(エイベックス・エンタテインメント 実業之日本社)という本を読んだ.「首都高速道路」というDVDの写真を流用したらしい写真集である.橋,ジャンクション,トンネル,料金所,交通管制室,特殊車両の写真が出ている.
 初開通は,1962年12月20日の京橋~芝浦間4.5kmだった.東京オリンピック関連道路の羽田から代々木までの1号線と神宮と駒沢を結ぶ放射4号線の31.3kmが優先的に建設され,1964年10月1日に開通した.130社,10万人が,700億円で建設した.
 現在は,25路線,293.5kmあり,交通量は115万台/日である.パーキングエリアは21あるそうだ.
 特殊車両としては,パトロールカー,首都高バイク隊,ウニモグ(Universal Motor Geratの略と書いてあったが,最後の語のaはウムラウトがつくような気がする)ロードスイーパー,散水車,高所作業車,自走標識車,高機能小型レッカー車がでていた.

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2008.10.04

住宅ローン

 「「住宅ローン」ぜったい有利な借り方&返し方はこれだ!」(山本公喜 すばる舍)という本を読んだ.2007年3月に住宅金融公庫が廃止され,住宅金融支援機構ができたが,その新しい制度も含めて,住宅ローンのいろいろについて書いてある.
 借入期間の長短,元利均等と元金均等,毎月払いとボーナス払いなどの損得について解説している.
 住宅ローンなどの主要な商品の解説もある.フラット35,財形住宅融資,フラット35S,フラット35パッケージ,固定金利期間選択型,上限金利設定型,親子ローン,親子2世代ローン,ゆーちょ銀行,リフォームローン(有担保,無担保),バリアフリーリフォーム,住み替えローン,建て替えローン,借換ローン,セカンドハウスローン,提携ローン,諸費用ローン,元金据置返済,つなぎ融資,失業時あんしん保険,所得補償保険,金利優遇キャンペーンなどである.
 少し変わった住宅ローンとして,SBIモーゲージ,金利ミックス型,ご返済安定プラン,自由設計型,パワースマート住宅ローン,信用金庫の住宅ローン,JAあんしん計画,スターワン住宅ローン,ネットバンクの住宅ローン,働く女性向け住宅ローンなどが紹介されている.
 その他のテクニックとして,収入合算,共有持分,保証機関,保証料の内枠・外枠,ローン専用火災保険,団体信用生命保険などの話が出ている.
 税金の話では,各種の税の軽減措置,相続時精算課税,住宅ローン控除,譲渡損失の特例などの説明がある.
 返済計画の変更については,機構の新特例,繰上げ返済,条件変更について書いてある.

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2008.10.02

公立学校

 「公立学校の底力」(志水宏吉 ちくま新書)という本を読んだ.大阪府を中心とする小学校4,中学校6,高校2の公立学校について,特色を書いてある.多くは,同和教育,人権教育をしてきたところである.
 最近の学校の変化は,学校選択,学校評価,教員評価,地域運営学校,全国学力テストなどだそうだ.学校の理想とされてきたのは,能力主義,平等主義,統合主義,民主主義だそうだ.公立学校の特徴は,地域性,平等性,多様性だそうだ.公立学校はコミュニティ(生活共同体)で,私立学校はアソシエーション(結社)で表現できる.
 最後に,効果のある,力のある学校にするモデルとして,スクールバスモデルというのを提唱している.力のある学校の8要素として,気持ちの揃った教職員集団(リーダーシップ,チームワーク,同僚性),戦略的で柔軟な学校運営(ビジョンの共有,組織力),豊かなつながりを生み出す生徒指導(きめ細かな指導,集団づくり),すべての子供の学びを支える学習指導(授業づくり,基礎学力),ともに育つ地域・校種間連携(地域連携,校種間連携),双方向的な家庭とのかかわり(家庭とのパートナーシップ,学習習慣の形成),安心して学べる学校環境(雰囲気,学習環境),前向きで活動的な学校文化(誇りと責任感,可能性を伸ばす)である.

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2008.10.01

思考法

 「工学博士の思考法」(本間英夫 日刊工業新聞社)という本を読んだ.工学的発想で経済,製造業,産学協同,学生の教育などについて書いてある.著者は,関東学院大学の先生をしているが,産学協同の嚆矢で,メッキなどの表面処理が得意だそうで,今は独立しているが,工場も持っていたそうである.
 各章に視点というのが書いてある.実行に写さなければ何も生まれない,お金を意識しないチームワークが成熟した未来を作る,自発的に考え行動し粘り強く,高度情報化社会で求められるのは主体的に動くことなどである.
 パレートの法則とハインリッヒの法則が紹介されている.失敗の経験も書いてある.
 日本の技術の強さはすり合わせ技術で,組合せ技術は東南アジアに流出している.
 学生は,放任主義で教育しているが,それが発想力を育てる.理解型ではなく,納得型の人間が必要である.

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