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2023.10.28

こころ

 「「こころ」はいかにして生まれるのか」(櫻井武 講談社)という本を読んだ.脳の情報処理システム,「こころ」と情動,情動をあやつり表現する脳,情動を見る・測る,海馬と扁桃体,おそるべき報酬系,「こころ」を動かす物質とホルモン,「こころ」とは何かなどについて書いてある.
 記憶の種類は,次のようなものだそうだ.作業記憶,陳述記憶(エピソード記憶,意味記憶),非陳述記憶(手続き記憶,情動記憶)だそうだ.脳で関係するところは,作業記憶が前頭前野,y院塾記憶は海馬と大脳皮質,手続き記憶は大脳皮質,大脳基底核,小脳,情動記憶は扁桃体,海馬だそうだ.
 神経伝達物質には,アミノ酸類(グルタミン酸,GABA)とモノアミン類(ノルアドレナリン,アドレナリン,ドーパミン,セロトニン,ヒスタミン)があるそうだ.アミノ酸類は早く狭い範囲に情報を伝え,モノアミンはゆっくりと広範囲に情報を伝えるそうだ.

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2023.10.25

腎臓とリン

 「腎臓が寿命を決める」(黒尾誠 幻冬舎)という本を読んだ.腎臓が寿命を決めていた!:クロトー遺伝子の発見,リンが老化を加速する!:骨以外の部分にできる「CPP]こそが治療標的,慢性腎臓病はリンが原因の早老症である!:「治せない国民病」を治していくための道筋,若々しく長生きするためにいまわたしたちにできること:「リンを減らすこと」は最強のアンチエイジング,見えてきた老化を防ぐメカニズム:う「体を動かすこと」「食べること」を末永く維持するためになどについて書いてある.
 腎臓が悪くなる流れは,次のようだそうだ.加齢によりネフロンが減少,リンの摂取量が変わらなければネフロン1本あたりのりん排泄量が増え,FGF23no値が上がる,原尿中のリン濃度上昇しCPP発生,尿細管が障害を受けネフロンが死ぬ,リンの処理に時間がかかるようなり血中リン濃度が上がる,血管石灰化や非感染性慢性炎症が起こる,ネフロンが残り5%まで減り,透析へ移行する.
 リンの摂取量を減らすには食品添加物を減らすのが良い.そのための12の心得は次の通りだそうだ.1.ハム,ソーセージ,ベーコンを減らす,2.魚肉ソーセージ,かまぼこ,練り物を減らす,3.元の素材がわかる食品を買う,4.カップラーメンを減らす,5.とんでもなく日持ちするものを減らす,6.いかにも着色料を使っていそうな食品を減らす,7.スナック菓子は個別包装してあるものにする,8.手作りのものを食べる,9.ファーストフードを減らす,10.下茹で,茹でこぼしをする,11.値段が安すぎるものには注意する,12.表示ラベルに~料,~剤が多いものは買わないだそうだ.

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2023.10.21

皮膚

 「人体最強の臓器皮膚のふしぎ」( 椛島健治 講談社)という本を読んだ.そもそも皮膚とはなにか?,皮膚がなければ人は死ぬ:生体防御器官としての皮膚,なぜ「かゆく」なるのか?:感覚器官としての皮膚,動物の皮膚とヒトの皮膚:生き物が変われば皮膚も変わる,皮膚の病気を考える:どんな病気があるのか?,アトピー性皮膚炎の科学:現代人を悩ます皮膚の難病,皮膚は衰える:皮膚の老化をアンチエイジング,未来の皮膚医療はどう変わる?,研究者になるための体験的・人生ガイドなどについて書いてある.

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2023.10.16

痛覚

 「痛覚のふしぎ」(講談社)という本を読んだ.痛いとはどういうことだろう,痛みはどのように生じ脊髄に伝えられるのだろう,痛みの中枢はどこにあるのだろう,なぜ痛みは増強し持続するのだろう,痛みの治療はどこまで進んでいるのだろうなどについて書いてある.
 感覚を検知する点は,全身で圧点50万個,冷点25万個,温点3万個,痛点200万個あるそうだ.
 辛さのスコピル値とは,トウガラシのエキスを砂糖水に溶かして5人の被験者が辛さを感じなくなる倍率のことだそうだ.ポプラノペッパーは1000倍,ハバネロは10万ー30万倍だそうだ.

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2023.10.11

 「からだの中の外界腸のふしぎ」(上野川修一 講談社)という本を読んだ.腸は進化しつづけてきた:からだの中の「外界」はどうできたか,いのちをつくる腸の働き:驚異の消化・吸収力,腸はいつも考えている:1億個のニューロンに支えられた「第2の脳」,腸はからだを守っている:人体最大の免疫器官,共生者「腸内細菌」のすごい働き,腸の働きが低下したら,腸内細菌で健康になるなどについて書いてある.
 消化管について,長さと長さ/体長比は,大きい方から,マッコウクジラが300m,16-24,ヒトは7m,4.5,ネコは2m,3-4だそうだ.
 脳の重さと体重比は,大きい方から,ゾウ4.9kg,0.08,ヒト1.4kg,2.5,ハツカネズミ0.0004kg,3.2だそうだ.

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2023.10.02

認知症

 「脳寿命を延ばす」(新井平伊 文春新書)という本を読んだ.脳の謎を知る,脳が老化する仕組みそれを予防する方法,脳の健康寿命をいかに延ばすか,脳寿命を延ばすノウハウ,脳に効く食とサプリはあるのか?,脳の最先端医療はどこまできたか:アミロイドPETの効用,脳を知ることは健康寿命を延ばすことなどについて書いてある.
 認知症の第階は,SCD(主観的認知機能低下),MCI(軽度認知障害),認知症の順だそうだ.
 18の予防法とは,次の王なものだそうだ.1.脳の老化に気づくために変化を見逃さない,2.脳の老化の仕組みを理解する.身体全体の老化,脳の血管の老化,脳の神経細胞の老化,メンタルの老化,3.糖尿病は最大の敵,4.コレステロールと中性脂肪をコントロールする.5.血圧は変動させないのが重要.6.適正な体重,7.歯周病は認知症を促進する.8.少し汗をかく程度の有酸素運動を週3回30分行う.9.運動しながら頭も働かせる.10.良い睡眠.11.睡眠時無呼吸症候群は処置する.12.聴力低下を改善する.13.社会的に孤立しない.14.トランプ,囲碁などの対人ゲームは老化防止に効く.15.意欲が大事.16.脳に効く食べ物はない.17.毎日の飲酒は最悪.18.サプリメントの効果には稀有論が得ていない.

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2023.10.01

認知症

 「40歳からの「認知症予防」入門」(伊古田俊夫 講談社)という本を読んだ.「認知症の人が増えない社会」を目指して,40歳から始める認知症予防,これで認知症は予防できる①,これで認知症は予防できる②,「高齢期の愛と性」をどう考えるか,「早期発見・早期対応」の徹底で重症化を防ぐ,認知症再入門などについて書いてある.

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